笑いの飛距離

元・お笑い芸人のちょっとヒヒ話

ウッチャンナンチャン

若林正恭と内村光良がプライベートで飲んだ2015年春

前回は「50代を迎えた内村光良が今抱えている悩みとは?」について書きました。そのなかで、オードリー若林正恭とウッチャンナンチャン内村光良がプライベートで飲んだ件を、余談として軽く触れました。でも余談で済ますのはちょっと勿体ない。記事を書いた…

50代を迎えた内村光良が今抱えている悩みとは?

2005年4月、内村光良が40歳のときに、テレビ朝日のアナウンサー徳永有美と結婚しました。そして5か月後の2005年9月、伝説的お笑い番組「内村プロデュース」が終了します。「ウリナリ」が2002年に最終回を迎えて、「気分は上々」と「笑う犬」も2003年に幕を閉…

ウッチャンナンチャンとオードリーに共通する「清潔感」

ウッチャンナンチャンとオードリー、私は両者の共通点を探さずにはいられません。なぜならどちらも大ファンだからです。番組を観ていると様々な共通点が見つかり、両者は似ていると考えざるを得なくなり、そして似ているという仮説を補強したいがために、更…

ツッコミがいない漫談は漫才と違って遠いところまで行ける

お笑いの基本は、ボケとツッコミです。だから漫才やコントをやる芸人はコンビが多いわけです。そんな当たり前のことを考えるきっかけとなったのが、「内村てらす」の解散特集でした。 コンビを解散してツッコミの重要性に気付いた元巨匠・岡野 2017年6月22日…

内村光良の優しさの半分は南原清隆でできている

前回は「ウッチャンナンチャンの南原清隆による若手育成方法」について書きました。若手への接し方が相方とは対照的だったので、内村光良が「優しさ」ならば南原清隆は「厳しさ」だと表現しました。ウンナンは車の両輪のごとく役割を分担しながら、若手たち…

南原プロデュース

ウッチャンナンチャンの内村光良は、数多くの若手芸人をブレイクさせてきました。代表的な例を挙げると、「気分は上々」で改名した海砂利水魚(くりぃむしちゅー)とバカルディ(さまぁ~ず)、「内村プロデュース」に出ていた有吉弘行、さらには「世界の果…

「夢で逢えたら」で圧倒的な才能の差を見せつけられて絶望した野沢直子

野沢直子が「しくじり先生」で、あの伝説のコント番組「夢で逢えたら」を降板した真相について語っていました。「夢で逢えたら」は、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、清水ミチコ、野沢直子の6人によるお笑いユニット番組です。1988年から1991年までの3…

星野源「幸福でありながらもハングリーな表現ができる人が本物」

「書き果てて死ぬ、みたいな小説家としての人生に憧れる?」。 この問いかけに、朝井リョウさんは憧れないと答えました。即答でした。 朝井リョウ「幸福と創作は両立する」 2017年1月2日放送「文筆系トークバラエティ ご本、出しときますね?」(BSジャパン…

内村Aと内村B

内村光良の魅力とは何でしょうか?私なら「二面性」と答えます。誰からも慕われる柔和なウッチャンと、職人気質で近寄りがたい頑固な内村光良。このふたつのかけ離れた人格が同居しているから、多くの人の心を掴んで離さないのだと考えます。 内村光良の二面…

25年前のマモー・ミモーとヒャダイン

マモー・ミモーが25年ぶりに復活しました。マモー・ミモーとは、フジテレビで放送していたコント番組「ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!」(1990年~1993年)で生まれた人気キャラクターです。内村光良(ウッチャン)がマモーを、ちはるがミモーを…

お笑いユニット番組「ミレニアムズ」の当て所は誰なのか

お笑いユニット番組を観るときの個人的な楽しみ方として、「当て所は誰なのか探すこと」があります。そういった視点で最近注目しているのが「ミレニアムズ」です。「ミレニアムズ」は、今年の秋にフジテレビで始まったバラエティ番組。2000年にデビューした…

内村光良を「チェン」と呼びたい芸人

出川哲朗は、ウッチャンナンチャンの内村光良を「チェン」というあだ名で呼んでいます。なぜならジャッキー・チェンに似ているからです。 ウッチャンナンチャンと出川哲朗は専門学校の同級生で、そのときから「チェン」 横浜放送映画専門学院(現日本映画大…

内村光良にタモリの影を重ねる三村マサカズ

「内村さん、ホントお世話になります、これからもずっと」。先日の「内村さまぁ~ず」で、さまぁ~ず三村マサカズがこんな発言をしていました。さまぁ~ずと内村光良の付き合いは長いです。始まりは「内村プロデュース」から、と言ってもいいでしょう。そし…

夏になると帰ってくる野沢直子の出演番組で注目してしまうこと

もはや夏の風物詩となっている「野沢直子の出稼ぎ帰国」。今年も、夏を間近に控えた6月にアメリカから帰ってきた野沢さん。これからバラエティ番組で見かける機会が増えるでしょう。野沢さんがゲストの番組を観るときに、私なりの楽しみ方がひとつあります。…

ビートたけしから「リアクション芸はコント」だと教わったダチョウ倶楽部

お笑い界が抱える大きな問題に「リアクション芸人の後継者がいない」というものがあります。先駆者のダチョウ倶楽部と出川哲朗が偉大すぎるのか、あるいは若手芸人にとってあえて進むべき道ではないのか分かりませんが、後継者が見つからない状態が続いてい…

家族ぐるみで付き合いがある内村光良とさまぁ~ず

内村光良と最も仲がいい芸人は誰か?答えは「さまぁ~ず」。そう言い切ってしまっても構わないでしょう。「内村プロデュース」をきっかけにプライベートでも交流を持つようになり、その関係性は今も変わりません。変わらないどころか、家族ぐるみで付き合う…

キャイ~ン天野の結婚で内村光良が結婚した当時のことを思い出す

キャイ~ン天野ひろゆきさん(43歳)が結婚しました。お相手は、元アナウンサーの荒井千里さん(30歳)。天野さんのブログを見ると、お世話になった方への報告で忙しかった様子が伝わってきます。 キャイ~ン天野が結婚の報告を最後にしたのはタモリ 発表ギ…

うしろシティ金子が芸人を目指すきっかけは「ウンナンの気分は上々。」

「あなたは誰に憧れて、お笑い芸人を目指したのですか?」芸人のインタビューなどでよく見かける質問です。そして、若手・中堅芸人のほとんどが、ダウンタウンと答えている印象があります。あとよく挙がるのは、とんねるず、ビートたけしでしょうか。私がフ…

アンタッチャブル山崎「一般の人のお笑い感に当てて行きたい」

「昔はジャックナイフだった」。これは「尖(とが)っていた」って意味なんですが、お笑い芸人のエピソードトークでよく耳にするフレーズです。今では想像もつきませんが、ザキヤマことアンタッチャブル山崎さんも昔はジャックナイフだったんです。2010年の…

内村光良とオードリー若林は興味がないとき爪をいじる

ウッチャン(内村光良)は、爪をいじる癖があります。その癖が意味するモノは何か? ウッチャンと共演が多い芸人は知っています。今の状況に「興味がない」ということです。無意識に爪をいじっているところを指摘されて、興味を失っているのがバレてしまうウ…

今年の「キングオブコント」はジグザグジギーを応援したいけど……

真のコント日本一を決める大会「キングオブコント」が、今年も開催されます。先日、赤坂BLITZで準決勝が行われました。そして、厳正な審査の結果、決勝進出を果たした8組が決定しました。 「キングオブコント2013」決勝進出者8組 ネタ順 名前 所属事務所 1 …

藤井青銅「ラジオのフリートークは通りすがりの人にも届かなければならない」

2009年10月10日から始まった「オードリーのオールナイトニッポン」。先月の放送で、200回を突破しました。記念すべき200回目の放送は、これまでを総括するような漫才を披露したり、過去にあった思い出深い場面の音源を流したりして、4年間積み上げてきた歴史…

「あまちゃん」パロディで見た内村光良のスタジオコントにかける情熱

「LIFE!~人生に捧げるコント~」(2013年8月20日放送)で披露された「あまちゃん」のパロディコント。もちろんテレビの前に座ってリアルタイムで視聴しました。ただただ最高でした。「LIFE!~人生に捧げるコント~」はNHKで放送している内村光良のコント…

「爆笑レッドシアター」で内村光良のコント愛に触れたロッチ中岡

日曜日の深夜、TOKYO FMで放送しているビビる大木さんのラジオに、ロッチ中岡さんがゲストで登場しました。ここで中岡さんが、名古屋の番組でウッチャンと共演したときの裏話や「爆笑レッドシアター」の思い出を語っていたので、今回はこちらを紹介させて下…

1つ1つの仕事を丁寧に全力でこなせ

「アメトーーク」などで見せた毒舌やあだ名の命名が注目されたことで、再ブレイクを果たした有吉弘行。ターニングポイントは、この番組でしょう。 2007年8月23日放送「アメトーーク」(テレビ朝日) 「売れっ子だらけの夏祭りSP」、俗に言う「おしゃクソ事変…

スムーズに行かない道を選ぶと面白さが待っている

自分が目指していた場所じゃないところで成功する。私がずっと応援していて一番好きなお笑い芸人、ウッチャンナンチャンとダウンタウンがこの形に近いのではないでしょうか。 ウッチャンナンチャンは就職先が無くて「お笑いスター誕生」のオーディションへ 2…

「リングの魂」の題字を書いたのは大山倍達

紙とエンピツのご用意を。縦書きで「春日様天才」と書けば、あなたの性格や運勢が分かる!?そんなナレーションで始まったのが、水曜「ヒルナンデス!」のコーナー「人気占い師が占うンデス!」。字を見ればその人の性格が分かるという筆跡占い師高橋史(た…

テレビに出続けているバラドルは対立構造を作れる

日本テレビのお昼に放送している「ヒルナンデス!」。司会はウッチャンナンチャンの南原清隆。最近この番組で、曜日問わずに大活躍している女性芸能人がいます。それは井森美幸さんです。食レポから買い物バトルまで、どんなロケでも彼女がいれば必ず面白く…

笑福亭鶴瓶「タモリはテレビの師匠」

タモリさんが司会を務めた今年の「FNS27時間テレビ」を全部見ました。正式名称は、「FNS27時間テレビ 笑っていいとも!真夏の超団結特大号!!徹夜でがんばっちゃってもいいかな?」。 私が1番印象に残ったのは日曜日の夕方、もう番組の終わりのほうでやった…

内村光良宅に突然訪問してきたふかわりょう

金曜日の深夜、フジテレビで放送中の「キカナイトF」。この番組で、ふかわりょうさんにまつわるエピソードを紹介した有吉弘行さん。その内容がいかにもふかわさんらしくて、私は笑いを堪えることが出来ませんでした。今回はこちらを紹介させて下さい。 有吉…