笑いの飛距離

元・お笑い芸人のちょっとヒヒ話

ブラマヨとゆかいな仲間たち

ますだおかだ岡田圭右の取扱説明書を配った男

バラエティ番組を観ていると、「取扱説明書」という概念を耳にすることがあります。例えば、オードリー若林さんの「取扱説明書」を開けば「人見知り」の文字が見つかるでしょう。「アメトーーク」で人見知りキャラが世に広まった(1ページ目に書き込まれた)…

バナナマン設楽「コントの人は二度売れなきゃいけない」

賞レースで活躍した勢いを、そのままバラエティ番組で発揮することが難しくなってきました。もはや「お笑いブーム」に頼れる時代ではありません。そもそも競技が違うとも言われます。そんな状況をさらに細かく見ていくと、漫才かコントの違いで難易度がだい…

オードリーがズレ漫才を手に入れるまでの試行錯誤

オードリー春日俊彰のキャッチフレーズが「東洋一のツッコミ」だった時代があります。ただし、周りからそう呼ばれていたわけではありません。タスキに書いて自ら名乗っていたのです。長い下積みによる迷走でした。 2008年の「M-1グランプリ」以降ずっと売れ…

子供たちが憧れるクイズ番組を目指して

「ブラマヨとゆかいな仲間たち」に出演したオリエンタルラジオ中田敦彦が、趣味について熱く語っていました。「仕事に繋がらない趣味はストレス解消にならない」と断言。そして、実際に仕事に繋がった趣味として挙げたのが、クイズでした。 オリラジ中田がク…

笑福亭鶴瓶「タモリはテレビの師匠」

タモリさんが司会を務めた今年の「FNS27時間テレビ」を全部見ました。正式名称は、「FNS27時間テレビ 笑っていいとも!真夏の超団結特大号!!徹夜でがんばっちゃってもいいかな?」。 私が1番印象に残ったのは日曜日の夕方、もう番組の終わりのほうでやった…

ある先輩芸人と出会って、最強のジョーカーに生まれ変わったよゐこ

このブログではウッチャンナンチャンだけでなく、ウッチャンナンチャンと繋がりがある「お笑い芸人」についても書いてきました。でも、まだ紹介していないお笑いコンビがいます。それは「よゐこ」です。本当はもっと早く書きたかったのですが、よゐこが自身…

出川哲朗が明かす「天下を取る芸人」に必要な3つの条件

前回『鈴木おさむ×加地倫三「テレビについて考える」』を書きました。「めちゃイケ」などを手掛ける放送作家の鈴木おさむさん、テレビ朝日の敏腕プロデューサー加地倫三さん、この2人の熱い対談で前回紹介しきれなかった部分で、こんなやりとりもあったので…