笑いの飛距離

元・お笑い芸人のちょっとヒヒ話

「出川哲朗の俺をおいしくしろ!」最終回に内村光良が登場 その3

「出川哲朗の俺をおいしくしろ!」最終回に内村光良が登場 その2』の続きです。

送られてきた質問に答えていく出川哲朗と内村光良。学生時代の思い出の話で盛り上がります。

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「哲朗」から「テッチャン」に呼び方が変わった日

2010年3月29日配信の「出川哲朗の俺をおいしくしろ!」最終回。ゲストに内村光良。

「ウッチャンはいつからチェンなのか?またその経緯を知りたい」といった内容の質問が来ます。もう会った瞬間、ウッチャンはジャッキー・チェンに似てると感じ、それからウッチャンをチェンと呼ぶように決めたと語る出川哲朗。その流れで、ウッチャンが出川哲朗をテッチャンと呼ぶようになった経緯の話へ。

内村「これはね〜、あの最初ですね、入学したときに同じクラスだったから、同い年だと思ってたんですよ」
出川「うん」
内村「だから私は、『哲朗』って言ってたんですよね」
出川「へっへっ、そうだっけ?うそ〜」
内村「『哲朗』つって、あの〜、横浜のダイヤモンド地下街の階段を、『哲朗はさ〜、あれ、同い年だよな?』つったら」
出川「ふっふっふっふっ」
内村「テッチャンが、(出川のマネで)『あ、いっこ上』って言って、そっから『テッチャン』に自然に変わった」
(出川笑)
内村「それまでは『哲朗!、哲朗はよ〜』つってたら、(出川のマネで)『いっこ上』って聞いてからは、なぜか自然に『テッチャン』って言うようになりました」
出川「あ〜、なるほどね、変わったんですね」
内村「はい」
出川「なるほど、それは知らなかったな〜」
内村「あの〜、ね、高校卒業して一年、尼寺で」
出川「尼寺で修行してたときがあるんで」
内村「あの〜、修行してたもんだから、こう、ね、一年間」
出川「そうです」
内村「こう、あったと」

「入江さん」から「入江」に呼び方が変わった日

出川「僕と入江くんだけ、入江くんは僕らの俳優科の前に一回、映像科ってほうに行ってたんで、入江くんも俺と一緒で、ウッチャンナンチャンのいっこ上なんですね、学年は、でも同級生なんだけれども、でも入江くんも言ってたよ」
内村「うん」
出川「最初ず〜っと、チェンも南原も『入江さん、入江さん』って言ってたのに、ある日急に『入江』って呼ぶようになって、ふっふっふっ」
内村「そうだね、不思議だね」
出川「そう、ふっふっふっ」
内村「人間ってのは不思議もんですね、いつ『入江』になったのかも定かじゃない、とにかく・・・」
出川「いや、入江が言うには売れてからだって、それ、ふっふっ、それがショックでしょうがなかったって、くふっ、入江一瞬ムカついたんだけど〜」
内村「あっはっはっはっ」
出川「売れてるから言えなかった、つってたもん」
内村「いや!俺は、だって学生のときから『入江』って言ってたと」
出川「いや!言ってない、言ってない」
内村「あ、そお?」
出川「ずっと『入江さん、入江さん』、俺も覚えてんだよね」
内村「いっちばん泊まりに行ってたのは、入江の家だからね〜」
出川「入江の家だけど〜、でも、『入江さん』って呼んでた、『入江さん、すみません、入江さん』って」

入江雅人のおかげで自動車免許を取れたウッチャン

内村「入江のおかげで自動車免許取れたようなもんだから」
出川「あ〜、関東自動車学校?」
内村「関東自動車学校にさ、俺行きたくなくてさ」
出川「ふっふっふっ」
内村「入江がやさしく朝起してくれるのよ、『行きなさい、学校に』って」
(笑いが止まらない出川)
内村「だから俺、入江のおかげで自動車免許取れて、半年間ぐらいでやっと取ったからね、え〜」
出川「あれ面倒くさいね、あれはでも、俺はその後チェンのおかげで、あの関東自動車学校行って、その頃、教習所の先生が嫌な先生がいっぱい居るから」
内村「はいはい」
出川「すごい厳しい先生とか、なかなかマークくれない、俺はだからチェンが先に行ってたから、チェンに優しい先生の名前を聞いて、じゃ、この先生とこの先生に行こうって」
内村「あ〜、そういうことやってたんだ〜」
出川「やってた、やってた、そうそうそう」
内村「は〜、懐かしいね〜」

入江は優しい子

出川「俺でもね、あのチェンと南原がやっぱ、入江くんのことを『入江さん』じゃなくて『入江』って言い出したとき、俺も覚えてんだよね」
内村「ふっふっ、あ、そう」
出川「俺、自分事じゃないけど、『え!え?』って一瞬やっぱ思ったから」
内村「(苦笑いで)そりゃ、そりゃ申し訳ない」
出川「俺、入江本人じゃないけど、入江が『入江』って呼ばれてることに対して」
内村「そうか〜」
出川「やっぱ違和感があったから」
内村「もう覚えてない、記憶にない、それは」
出川「そう、言ってた、言ってた」
内村「あ、そう〜」
出川「(チャット画面から)あっ、『入江さんは優しいね〜』って来てますよ」
内村「入江は優しいです、あの子は優しい子」
出川「はい」
内村「もうSHA.LA.LAは、彼のね、肩に掛かってますから」
出川「ほんとですね、でもなんか、こないだ会ったらもう、もうほとんどイメージ出来たって言ってましたから」
内村「ありゃ、いいですね〜、もう固まってきた?」
出川「はい、その前に会ったときは、もう出来なかったら、チェンに半分書いてもらうって言ってたけどね」
内村「へぇ〜、言ってました?」
出川「言ってましたね」
内村「でも、もう出来た」
出川「でも、もう、あのなんとなくイメージが出来たって」

ナンチャンいじりが大好きな同級生がいる風景

内村「あの、あれだよね、6月だよね、SHA.LA.LA?」
出川「6月」
内村「南原が言ってたよね、あの〜、ワールドカップがあるから、あの〜、公演行けない日があるかもしれない」
(2人爆笑)
内村「出れない日があるかもしんないとか、南原言ってたよね」
(笑いながら頷く出川)
内村「ど、どうするんだ?ダブルキャストとかなんのかね」
(笑いが止まらない出川)
出川「あの人本番来てくれるかどうか、すっごい不安なんだよね〜」
内村「ちゃんと出ます」
出川「大丈夫だよね、大丈夫だよね、あと稽古来てくれるか〜ってのも」
内村「ふっはっはっはっ!稽古なしの本番はやばいだろ!」
出川「だって、なんか土日に、また狂言の舞台を、ひっひっひっひっ、なんか入れたらしいんだよね」
内村「あんれ〜、それは〜」
出川「そう、だからあんまりなんか、土日はなんかとかなんとか、ちょろっと言ってたけどね、どうなるか分かんないけどね、まあ逆に、来ない南原も面白いけどね」

そんな学生時代からの親友の2人に、「学生時代の一番の思い出や事件を知りたい」という質問が来ます。

卒業式で勝手に壇上にのぼり語りだす出川哲朗

内村「やっぱね、テッチャンがね、卒業式のときだね」
出川「あ〜、もうこれは・・・」
内村「あの〜、もうこれは聞いた話、ねえ、知ってる人・・・」
出川「知ってる人は知ってますね」
内村「卒業式の日、予定に無いのに、テッチャンがあの〜、壇上にね、卒業式の壇上に急に上がりはじめたんですよ、もう、うちらは引いてさ〜、またなんか始まると、やな感じ」
出川「ふっふっ、今村昌平監督がね」
内村「そう、今村昌平監督がちゃんと居るのに、そこの壇上まで上がって行ってさ、で、あの、金八先生2のさ、加藤優(かとうまさる)みたいな感じだったんだよね、あれをやりたかったんだよね?」
出川「そうです」
内村「だから、『みんな!俺は文学座落ちた!』、その情報いいじゃねえか!と」
出川「違う違う、青年座」
内村「あ、『青年座落ちた』と、ふふっ」
出川「その日に発表があったんだよね」
内村「『でも俺はビックになる!5年後見ててくれ!世に出る』と、そしたら今振り返って、確かに5年後、お笑いウルトラクイズ出ましたね〜」
出川「あ〜、あ〜」
内村「世に出たんですよ」
出川「ちょっとどこ・・・、ほとんど合ってるけど、ちょっと違ってるな」
内村「ちょっと違う?」
出川「俺が言ったのは、『俺は将来必ずビックになってやるぜ!お前達代表して、俺に5年の時間をくれ!頭出したる』」
内村「頭出したる」
出川「『俺に10年の時間をくれ!有名なったる』」
内村「お〜」
出川「『俺に20年の時間をくれ!頂点とったる、まあ、見とけや』」
内村「お〜」
出川「そったら在校生1000人ぐらいが、みんな立ち上がってスタンディングオベーション、みんなワー!」
内村「ふっ、ふっ、在校生失笑ですよ」
出川「失笑じゃないよ」
内村「ザワッ、ザワザワッ・・・って感じね、はやく頼むから下がってくれと、はやく降りてくれと」
出川「今村昌平さんが壇上でスピーチしてて、でも特別賞貰ったんだよね、俺がね」
内村「うん、そこで言ったんだよね〜」
出川「今村昌平さんに『ちょっと時間を下さい』つって」
内村「本当に、本当に世に出て、頂点にね〜、抱かれたくない男ナンバーワンという頂点に輝いたんです」
出川「(人差し指を誇らしげに立ち上げ)そうです、日本一になったんです、ちょっと企画と変わりましたけれども」
内村「確かにね」
出川「まあ日本一というのは変わらないからね」
内村「は〜い」
出川「これはね、やっぱ金八の加藤優のマネしたかったんだね〜、あの〜」
内村「腐ったミカンのね」
出川「『俺は腐ったミカンじゃない!』っていうのを、『この学校、この金八学校を卒業だっていうのを胸に』っていうのを、あれをマネしたかったんだね」
内村「え〜」

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