読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

笑いの飛距離

元・お笑い芸人のちょっとヒヒ話

出川哲朗の俺をおいしくしろ!」最終回に内村光良が登場 その8

「出川哲朗の俺をおいしくしろ!」最終回に内村光良が登場 その7』の続きです。これが最後になります。

クイック・ジャパン88

クイック・ジャパン88

  • 作者: ウッチャンナンチャン,出川哲朗,勝俣州和,高須光聖,鈴木おさむ,マツコ・デラックス,ドラえもん,爆笑問題,仲里依紗,長尾謙一郎,西島大介
  • 出版社/メーカー: 太田出版
  • 発売日: 2010/02/11
  • メディア: 単行本
  • 購入: 11人 クリック: 115回
  • この商品を含むブログ (36件) を見る

内村家に呼ばれない出川

2010年3月29日配信の「出川哲朗の俺をおいしくしろ!」最終回。ゲストに内村光良。

出川「でもね、チェンの家にもまだ行ってないんですよ、この人絶対呼ばないからね、俺のこと」
内村「はっはっはっはっ」
出川「もうほんとに、もうほんとにひどいね、俺、赤ちゃんにまだ会ってないんですからね、俺が名前付けるって言ってたのに」
(内村爆笑)
出川「もうほんとに・・・」
内村「そうそう、さまぁ〜ずはね、もう何回も来てくれてる」
出川「一回、真顔で、三村っちに言われたときがあんだよね、『そうやって、出川さんと内村さんの関係ってほんと不思議ですよね〜』とかなんとか言って、『え、何が?何が』つって、『いやまあ、こんだけずっと居て仲が良いのに、そうやって家に招待とか、子供呼ぶときになんで呼ばないんですかね〜』」
内村「う〜ん、なんでだろうね〜」
出川「くっふっふっふっ」
内村「ほんとにね、な〜んかね、どっかで・・・、どっかにね、拒絶する心が」
(出川爆笑)
内村「っていうのが、よ、よ、呼びたくないっていう・・・、呼ばないほうがいいっていう」
出川「これな・・・」
内村「なんか、拒否の心が」

昔ラジオで、ナンチャンがさり気無く、「もし学生時代じゃなくて、この芸能界に入ってから出川哲朗と出会っていたら、絶対友達になってないだろ?」と、ウッチャンに尋ねていたのをふと思い出しました。「う〜ん、どうかな〜?」と悩むウッチャン。このやりとりに私はハッとさせられて、自身に当てはめてみると果たして、学生時代からの友人にもし会社で初めて出会ったとしたならば、どうなっていたんだろうか?と。

お互い相方のような感覚

出川「これなんだろうね、コンビじゃないんだけれども、コンビじゃないんだけれども、正直まあ、コンビに近いものがあるからね、恥ずかしいというのもあるしね」
内村「南原は、あの、産まれてすぐ・・・」
出川「あっ、なんか言って、言って、言ってた、聞いた、聞いた」
内村「結構あの〜、見に来てくれたりとかね、しましたね」
出川「うんうん」
内村「テッチャン、ほんとに一回も、見せてないですよね〜、娘」
出川「いや家も、だから家も行ってないんだよ、家なんて近所ですからね、すごい」
内村「え〜」
出川「俺、カミさんと、あの〜、車で探しに・・・、家探しに行ったんだよ、2回か3回、知らないでしょ?あなた、『これがチェン家かな〜』とかなんとか言って、2人で行ったんだよ」
内村「お前、ほんとに呼ばなくて正解でした」
出川「きゃっはっはっはっ」
内村「もう2度と呼ばない」
出川「ってか、この2人だけでしゃべるのって、ほんと無いからね、実は」
内村「無いですね」
出川「ほんとは無いんですよ、今日だから・・・」
内村「いや、初めてですよ」
出川「そうなんだよ」
内村「あの〜、この芸能界でデビューしてから」
出川「そうです」
内村「こんだけ長くしゃべんのは」

ウッチャンに子供が出来てすぐにナンチャンが訪問した事、出川宅とウッチャン宅が近くで、出川夫婦でウッチャン宅を車で探した事、初耳エピソードが満載でしたね。内さまでは、さまぁ〜ず三村宅とも近いと語っていました。また、ナンチャン宅はサザン桑田さん宅に近いそうです。

出川と2人で「気分は上々」のロケはもうしないと断言したらしいウッチャン

出川「俺だから、正直言うと、あの〜南原が、あの〜、旅行行っちゃうから来れないって決まった時点で、あの、チェンだけになっちゃうときに、チェンひとりじゃ絶対嫌がるかなと思ったのよ」
内村「ほぉほぉ」
出川「昔なんかのときに、2人だけだともう恥ずかしくてしゃべれないからヤダって」
内村「あ〜、はいはいはい」
出川「上々のロケだ、のときに言ってたから、スタッフに言ってたんですよ、2人でロケし終わったときに、その日の食事会に、(内村の冷めた様子を演じながら)『もう2人でロケ行かないから・・・』」
内村「言ったの?それ」
出川「言ったの、言ったの」
内村「そんな、冷たいこと言うわけないでしょう」
(出川爆笑)
内村「私が、あんたはね〜、デフォルメし過ぎるわ、いろんな人を」
(満面の笑みを浮かべる出川)
出川「ちゃうちゃうちゃう」
内村「バカじゃないの!そんなもん・・・、ふっ、そんなやつ番組に使われねえわ」
出川「そんなんウソウソ、そんな言い方じゃないけども、『照れちゃうから、恥ずかしいから、2人っきりは』って言ったのを、それが永遠と耳に・・・、俺はそんときショックだったから、永遠と耳に、いやあの、耳に残ってたから」
内村「はい」

ナンチャンの代役は無しでウッチャンだけで来て欲しかった出川

出川「だから今回も、チェンが多分2人っきりだと嫌がるんじゃないかな〜と思ったから、だからあの〜、日テレのメイク室で『どうする?』って聞いたんだけど、でも・・・、俺も誰かにあの、入ってもらったほうがしゃべりやすいかな〜と思ったけど、もうこの先もね、俺の番組に出てもらうってことも一生ないだろうし・・・、ここにチェンを、2人だけのほうがやっぱ逆にいいんじゃないかと思って、『やっぱしチェン、誰か呼んだ方がお互いしゃべりやすいのは分かるけど、これは、チェン、1人で来てもらったほうがよろしいんじゃないか』と言ったら、チェンも・・・、何の迷いもなかったよね?」
内村「うん」
出川「『おお、もう2人でいいよ』って」
内村「『いいよ〜』、もう別に・・・、まっ、せっかくの機会だからね」
出川「そう」
内村「こういうの無いからね〜」
出川「無いんですよ」
内村「あの〜、2人っきりってね」
(深く頷く出川)
内村「う〜ん」
出川「確かにデビューしてからも1回も無いですし」

もうこの日テレメイク室での会話、終わりに近付いている寂しさもあってか、自然と何かが込み上げてきました。学生時代から時間を越えて変わらないもの、年齢を重ねて経験を積み、家族が誕生したりして時間と共に変わっていったもの、それらが複雑に混ざり合った上で行われた会話のようでして・・・。

やっぱりナンチャンのこととなると俄然盛り上がる2人

内村「そう、で、大体南原いるからね」
出川「うん」
内村「で、南原が話すから、で、俺こうやってこう、爪いじってるからね、よく」
出川「ふっふっふっふっ」
内村「で、もう任せるから」
出川「いやでも、3人っていうのもチェン無いんだよ!実はもう、この十何年間」
内村「無いっけ?う〜ん、あのSHA.LA.LAやってるときは、テレビ番組で」
出川「そうそうそう」
内村「ああいうときはありましたよね」
出川「あ〜、だから『やるやら』、『やるやら』以降は、もうあの〜」
内村「あ〜、そうか」
出川「あっ、『炎チャレ』とかか?『炎チャレ』とかで、スタジオで」
内村「うん」
出川「チェンと南原も居て俺、っていうのもず〜っと無いんだよ」
内村「無いね」
出川「こないだの、正月の『イロモネア』がもう、へたすりゃ10年ぶりぐらいだよ」
内村「ほぉ〜、そんなもんか」
出川「でもあれも、ほとんど絡みは無いじゃない」
内村「『内P』はね、(手で出川と自分を線で繋ぐような仕草で)ここはあるけどね」
出川「そうそうそう」
内村「う〜ん、3人ってのは無いんだね」
出川「3人で、っていうのはね、実は全然無かった」
内村「今日、じゃあね、そういう貴重なスリーショットになるところが」
出川「そうなのよ〜!だから・・・」
内村「残念だね、春休みってことでね」
出川「はっはっはっはっ」
内村「南原は、あっはっはっはっ」
(腹を抱えて笑う出川)
内村「そりゃあ、もうしようがない!俺も春休みだったら、ふっふっふっ、行ってるって話しだもん」
(笑いが止まらない出川)
内村「だからしようがないわね〜」
出川「だから、だから俺、正直、その、スリーショットって全然無いし、ね、最初で最後の俺の冠番組ですよ、おそらく」
内村「いや、そんなことないですよ」
出川「いや、これね、このチャンスを与えてくれたスタッフ・・・」
内村「ほんとスタッフに大感謝ですよ」
出川「ほんとに、(両手で拝み頭を下げながら)これはもう心からの大感謝なんですけれども」
内村「え〜」
出川「だからこそ、その最後はね、もう・・・、まあ普通だったら絶対ゲストに出てくれないウッチャンナンチャンに、これ頼んでみよう、マセキにも頼んで・・・、じゃあ頼んでみよう、久々のスリーショットと思ったんだけれでも、ま、まあ、春休み・・・」
(2人大爆笑)
出川「春休み入っちゃったからね」
内村「しようがないですな、春休みはね」
出川「そりゃしようがない」

ついに出川哲朗の冠番組終了まで残り5分

内村「まあでも、また、次いくらでも機会あるんですから、次の楽しみにしときましょうよ」
出川「この冠番組ですか?」
内村「そうです」
出川「冠番組はなかなか無さそうな気がするけどな〜」
内村「いやいや、だってね!こうやって、実際に来たわけですからね」
出川「(自信無さそうに)まあ、まあまあ」
内村「全部、あなたは夢を叶えてきたんじゃないですか、ね」
出川「(無言で頷いた後)まあ」
内村「やっていきましょうよ」
出川「なるほどね」
内村「は〜い」
出川「分かりました」
内村「これ、ネット番組っていうのもね、こういうのも、増えましたよね〜、こういうの、私もだって『内村さまぁ〜ず』なんてもう、4年ぐらいやってるから」
出川「ああ、やってるね〜、やってるね」
内村「ネット番組ですから、あれも」
出川「そうそうそうそうそう」
内村「もう不思議だよね、こういうのがもう、いっくらでも、チャンスがあるってことですから」
出川「そうですね・・・」
内村「出川さん、また冠番組やってくださいよ」
出川「アメスタがまた、場所を変えてやったときは是非、やりたいと思いますね・・・、あっ、もう、5分、もうあと、もう5分になってしまいました」
内村「あれ!」
出川「あらま〜」
内村「ね〜」
出川「は〜い」
内村「テッチャンもう、今日で最終回なんですよね〜」

出川さんがもう自分の冠番組は持てないだろうと語る中、そんなことはないと、またいつか必ず出川哲朗の冠番組が出来ると、励ますウッチャンの姿。もう私の中で何かが崩壊しそうです。
残り時間もわずかとなったところで、今まで登場したゲストを一通り振り返った後、ウッチャンが思わぬ行動に。

出川哲朗に任せて退席するウッチャン

内村「出川さん!これね、もう最後ですから、最終回ですから、最後は出川さんひとりで締めてください!私はちょっと退席します」
出川「いやいやいやいや!これはチェン、最後のゲストだから」
内村「いや!これはね、あなたの番組です!ね、私はちょっと退散しますから」

席を外す内村光良、粋な演出。アメーバスタジオに、一人残された出川哲朗、最後の挨拶。

一生懸命頑張っていれば必ず誰かが見ててくれる

はい・・・、え〜、皆さん、ほんとに長い間、長い間つっても1年だけだったんだけれど、ありがとうございます。
あの〜、なによりもね、このアメスタ、あの〜、スタッフの皆さん、そしてチャンスをくれたですね、サメジマさん・・・、普通だったら僕をMCにするということはまずあり得ないと思うんで、よくあの、出川にやらせてみようと、ほんとに思ってくれたことをすごい、あの〜、ありがとうと・・・、心から言いたいですね。
そして何よりもね、この、いつも集まってくれたお客様、特に、冬とか寒いときがすごいあったんですけれども、1回カイロ、カイロ事件とか岡村隆史のときとかありましたけれども、この長い間ね、ほんとにいっつも集まってくれてありがとうございました。
ほんで、いつも来てくれる人も居たりして、もうほんとに・・・、心から感謝の気持ちですね、はい。
チャットも来てますね、「テッチャン、ウッチャン、楽しい時間ありがとう」「ウッチャンもありがとう」「またやってくれ」とか来てますね、はい、「泣いちゃうぜ」とか来ましたね、あっ、これね〜、もう思い出すよね〜、ウッチャンナンチャンのオールナイトニッポンで一回だけ、あの〜、出川哲朗のオールナイトニッポンやってみよう、とういうことになって、ほんで最後に僕が、あの一言で、あっ、今日もたまたま言ったけど、「一生懸命頑張ってれば誰か見ててくれる」と。
前日にバウバウの松っちゃんとしゃべってて、その日の仕事が、安岡力也さんがちょっと事件を起こしちゃって、本番でほんとにボコボコにされて、Tシャツも破けて、そのままオールナイト・・・、破けたトレーナー着ながらオールナイト行ったんですけども、ここで最後に、いい曲かけて、ディレクターの南原が「テッチャン、いいこと言って、いいこと言って」、いいこと言わせるコントみたいのをやってたんだけど、やってる間に感情がだんだん、だんだん、あの〜、芽生えてきてしまって、一生懸命やってれば絶対誰かが見ててくれるから、みたいなのを言う間に泣いちゃって、しゃべれなかったのをなんかすごい、それをなんか今思い出しましたね、はい。
まあ〜、もうあの〜、もう泣きまちぇんが、あの、そのぐらいの感謝の気持ちですね、はい。
あの〜、こういう機会が次あればいいと思うんですけども、ほんとにへたすれば、もうこれ、出川哲朗の冠番組っていうのはほんとに・・・、最後かも、しれないので、最後にならないようにもちろん頑張りますけど、あの〜、でも、この一年間ほんとに、ありがとうございました!
え〜、あのチャットのほうもいっぱい「ありがとう」「感動したよ、テッチャン、夢を与えてくれるから」とか・・・、いっぱいありますけれども、え〜、こんなんで夢をアラタエラタッタラ・・・、与えられてるかどうか分かりませんが!また、え〜と、夢を与えられるように、あの僕も頑張りたいと思います。
え〜と、みんなも頑張って下さい、皆さんも寒い中ありがとう、そして、人は一生懸命頑張ってれば、必ず誰かが見ててくれますから!そうすれば僕みたいに、あのこうやって、番組貰えるようなチャンスも貰えますから、みんなも、皆さんも頑張って下さい、リスナーの皆さんも頑張ってください!
はい、皆さん!ほんとに一年間ありがとうございました!すいません、寒い中、ありがとうございました!さようなら〜

話は上手くまとまらず、カミまくりの最後の挨拶。それでも、私の心には、ひとつひとつの言葉が届いて、体の中の奥底で振動を起こす。出川哲朗は「一生懸命頑張っていれば必ず誰かが見ててくれる」という言葉を、真実であることを、今まで行動で示してきたから。この「出川哲朗の俺をおいしくしろ!」もそうであるように。カミカミだろうが、呂律が回らなかろうが、出川さんの口から発せられる言葉には、力を感じたのでした。
最後に退席したウッチャン。出川さんの冠番組に対する思い入れの強さを知っててこその行動であり、出川哲朗に対するリスペクト、深い友情の表れのように私は見えました。二人ともカッコよすぎます。

番組終了後も配信はしばらく続いており、カメラはスタジオの外の様子を映し出しています。私は放心状態で画面をぼーっと見つめていると、そこに出川さんの姿が。観察していると、今日来てくれたお客さんひとりひとりに、何かを配っている出川さん(多分、カイロだと思うんですが)。これぞまさに有言実行ですよね(笑)。テッチャン、おつかれ!また戻ってきてね!そして忘れちゃいけない、ディレクターのサメジマさん、夢をありがとうございました。

1 2 3 4 5 6 7 8