笑いの飛距離

元・お笑い芸人のちょっとヒヒ話

「出川哲朗の俺をおいしくしろ!」最終回に内村光良が登場 その5

「出川哲朗の俺をおいしくしろ!」最終回に内村光良が登場 その4』の続きです。

引き続き、送られてきた質問に答えていく2人。学生時代の思い出の後は、お笑い芸人として活躍し始めてから現在に至るまでの話がメインになってきます。

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心を開かなかった学生時代のウッチャン

2010年3月29日配信の「出川哲朗の俺をおいしくしろ!」最終回。ゲストに内村光良。

「お互いに昔と変わったな〜と思うところを教えてください」という質問に対して、

出川「俺まさに今の話じゃないけど・・・」
内村「はいはい」
出川「(片目を気にしながら)コンタクトがずれたねえ」
内村「あっはっはっはっはっ!」
出川「(構わず進めようとして)あの、まさに今の話じゃないけども」
(笑いが止まらない内村)
出川「あれですね〜、あの〜」
(笑いすぎて咳き込む内村)
出川「ほんとに、人を小バカにしたような、まあ、あの目をよく、特に俺とかされてたんだけど、まあ、南原もされてたけど」
内村「全員じゃない?」
出川「全員かもしれないね、そのもう、全く興味がないと、もうほんとに・・・(内村の冷めた目を真似る)、もうこんな目じゃないね、これ出来ないな、チェンにしか、ほんで、サメの目してるとかいって一時期流行ったんだけど」
内村「うん」
出川「ほんで、あの、飲み会のときも来るんだけど、来てるけども、ず〜っと端っこのほうで、ずっと少年ジャンプをずっと」
内村「飲まなかったんだね、元々20代って」
出川「飲まないってか、頭おかしいんだよね」
内村「ふっ、頭おかしいって」
出川「ディスコとか行っても、みんないっつも、みんなでディスコ、ガーって、あの〜学生のときだから、もうね、1週間に1回は行ってたよね」
内村「行ってました、行ってました」
出川「そんときもチェンは、全然・・・」
内村「俺は踊んなかったね」
出川「踊んないの」
内村「フリーフード、フリードリンクとね〜」
出川「その時代」
内村「もう、あれだけに集中して」
出川「フリーフードだから、いくら食べてもタダだから、ず〜っと」
内村「だからあの頃が一番太ってたと」
出川「くふっふっふっふっ」
内村「小太りくんって言われてましたね〜」

ウリナリ後期からお酒を飲むようになったウッチャン

出川「それ、変わったね、それは・・・、え?俺は分かんないけど、ウリナリやってなかったから」
内村「はいはいはい」
出川「ウリナリの後期からって、人に言うと言うんだけど、ほら、内Pのときはもう終わってから、毎週飲むようになったじゃん」
内村「うんうん、そうそうそう」
出川「でもチェンは昔、絶対行かなかったじゃない、それ変わったのは、何で変わったの?」
内村「やっぱお酒を覚えてからですよ、あの30代に入ってから、日本酒とかを、熱燗とかうめえなって思い始めて、段々それが焼酎に変わっていき、今もガンガン飲んでますから、やっぱり、飲むのが楽しいなって思ったから、毎回飲みに行くように」
出川「あっ、じゃあなるほど、じゃあそれは別にみんなと、ウリナリメンバーとか、内Pのメンバー、まあもちろんそれ、一緒に飲みたいってのももちろんあるだろうけど、それよりもただ純粋に、お酒を飲むのが好きになったんだ?」
内村「好きになった」
出川「あ、そうなんだ〜」
内村「だから寝酒、毎晩いま飲んでます」
出川「あ、そうなんだ」
内村「家帰っても、やっぱお酒飲んで気持ちよくなって寝るっていう習慣」
出川「徳ちゃんも好きだもんね」
内村「そうそうそうそう、あの徳ちゃんって嫁さんですけど、ふふっ」
出川「あ〜、嫁さんね」
内村「(ちょっと困惑しながら)あの〜、あの、好きですからね」

俺って変わってるのかな?

出川「あ、そうなんだ、俺なんか、やっぱほら、変人と呼ばれてたから〜、あの〜、その人付き合いの部分で」
内村「はい」
出川「もう、このままじゃダメなんだな〜、ちゃんと人と付き合わなきゃって誰かに言われたり、なんか自分の中でそうしなきゃいけないのかなって、思ったのかな〜って」
内村「それもありましたよ」
出川「あ〜、やっぱあったの?」
内村「うん」
出川「うん」
内村「なんか・・・、俺、変わってんのかな?」
(出川笑)
内村「あの〜、ふっふっふっふっ」
出川「ふっふっふっふっ」
内村「あれ!?って、この、あれ?このままじゃいけないのかもな、俺」
出川「(笑顔で聞きながら)よかった〜、気付いてくれて、ほんとよかったわ〜」
内村「え〜」
出川「で、それはウリナリの後期だ」
内村「ウリナリの、そうですね、まあ後期というか、あの〜、やっぱりウドとか、飲むじゃないですか?」
出川「はいはいはい」
内村「やっぱりああいう仲間が増えてからですね、飲むようになったのは」
出川「はいはいはい」

ウンナンのせいでリアクション芸人になった出川哲朗

内村「テッチャンはね〜、ほんとにね〜」
出川「俺、変わんないでしょ?」
内村「いや〜、まず、そのお笑いになるとは思ってなかったからね」
出川「あ〜、なるほど、なるほど」
内村「うん、やっぱその性格俳優(を目指す)ってのを聞いてましたからね、え〜」
出川「だって、昨日のイッテQ!見てくれた人、まさに分かると思うんで、これ、俺ほんとにリアクション芸人になったきっかけって、ウッチャンナンチャンですからね、あれ今でも思い出すよ、後楽園遊園地行った、プライベートで」
(無言の内村)
出川「そんで、ジェットコースター乗って、ガッ、ガッ、ガッ、ガッ、ガッ、ってさかさまになって、あがってった瞬間、あまりにも怖いから『降ろしてくれ〜!降ろしてくれ〜!』つったら、2人がゲラゲラ笑って」
内村「そうそう、面白かったね〜、だって始まったときに、係員に降ろしてくれって言う人居ないもんね」
出川「いやだって、これが急にこんななる(横に倒したペットボトルを縦にして)と夢にも思わなかったから」
内村「これは乗せたら面白い、ってことになってね〜、私も何回も出川くんとよく乗りましたよね〜、ふふっ、ジェットコースターに」
出川「乗ったよ、ほんとに乗って・・・」
内村「ふっふっふっふっ」

ウンナン世界征服宣言での恐怖体験

出川「一番辛かったのがあの〜、征服宣言」
内村「うん」
出川「征服宣言で〜、よみうりランドのバンデッドに行って〜」
内村「あ〜、バンデッドね」
出川「あの〜、また罰ゲームでジェットコースター乗せられて、俺が」
内村「うんうん」
出川「そんで、そこで『ウォーリーを探せ』やらされたんだよ」
内村「そうだよね〜」
出川「ウォーリーを見つけないと、何周もさせられる」
内村「くっふっふっふっ」
出川「ウォーリーなんて絶対見つかるわけないんだ、あんなん」
内村「となりで俺、編み物してるっていうね」
出川「ふっはっはっはっ」
内村「設定だったんですけどね、乗りながら、え〜、懐かしい、まっ、でも・・・昨日のテッチャンっさ、見て思ったけどさ、俺はもうあんなの怖くて出来ないもんね」
出川「いや、俺も絶対やりたくなかったよ」

世界の果てまでイッテQ!SPの出川哲朗の姿にウッチャン感心

内村「40代過ぎてからほんとにさ〜、もう、怖いのダメになって」
出川「ダメでしょ?」
内村「うん、よくあんなさ〜、アクロバット飛行とかさ、あの、バンジー?あのポリバケツかぶって」
出川「もう最悪でしょ、あんなん」
内村「(自分がやっている姿を想像しているように)もうあれは・・・、ひ、よく・・・」
(出川笑)
内村「あれさ、ああいうのやってさ、のちのち夢とかこう、う、うなされたりとかしないの?」
出川「いやトラウマになる、トラウマになるし、ただもうあれ、ほんとに・・・、まあオンエアはあれだけど」
内村「うん」
出川「スタジオでは言ったけれども」
内村「うんうん」
出川「あの、ヘリコプター飛べなかったから、2日待ったんですよ、ほんとは」
内村「はいはいはい」
出川「オンエアではなくなってるけど、2日待って結局、ギリギリまで待とうってなって、結局もう飛べないってなって、じゃあ、どうする?どうする?どうする?って、もう残り3時間ぐらいしかなかったから」
内村「うん」
出川「ほんで、まさかこのままじゃ帰れないし〜」
内村「いや〜、俺は帰るよ、そういうときは、『帰りましょう』と、『いいじゃないすか、撮りました』と」
出川「いやいや、帰れないでしょ?チェンとしたって、ぶっちゃけ」
内村「いやそ・・・、分かんない、その状況になってみないと、でもあのポリバケツは絶対やだ!」
出川「いやもう、俺もほんとに嫌だった」
内村「あれだって、もう、曲芸だよね〜、もう言ってみりゃ」
出川「うん、あれ江戸時代の絞首刑ですからね、あの〜」
内村「ふっふっふっ、いや〜、ほんとよくやったと思う」
出川「あれは怖かった〜、ほんとに」
内村「ね〜」

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