笑いの飛距離

元・お笑い芸人のちょっとヒヒ話

「出川哲朗の俺をおいしくしろ!」最終回に内村光良が登場 その1

「出川哲朗の俺をおいしくしろ!」が最終回を迎えました。ゲストはチェンこと、ウッチャンこと、内村光良がついに登場!。

前回の配信でウッチャンが来ることを少し匂わせていましたが、まさか本当に来てくれるとは。嬉しすぎます。
そもそもアメーバスタジオがこの3月をもって終了するので、「出川哲朗の俺をおいしくしろ!」も自動的に最終回に。「1年間夢を見させてもらった」と出川さんはしみじみ語っていましたが、私も1年間本当に良い夢を見させてもらいました。テッチャン、ありがとう!そして、アメーバさん、ありがとう!

渋谷ではたらく社長の告白 (幻冬舎文庫)

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いつもは個人的に気になったところ、ちょっとヒヒ話だなと思えた場面を切り取って、書き起こしをしてきました。
ですが、私がウンナンファンになってから今日まで、内村光良と出川哲朗が向き合ってがっつり対談している場面を見た記憶がありません。そういったとても貴重な瞬間であったこともあり、配信のほぼ全てを書き起こしていくつもりです。あくまで「ほぼ」です。^^;

アメーバスタジオに内村光良登場

2010年3月29日配信の「出川哲朗の俺をおいしくしろ!」最終回。ゲストに内村光良。

原宿の表参道にあるアメーバスタジオから、生放送で配信するインターネット番組。出川哲朗初の冠番組の最終回に、ウッチャンが登場。

内村「どうも〜、あ〜、(お客さんに手を振りながら)どうもどうも、どうもどうもどうも」
出川「ふっふっふっふっ」
内村「ね〜、寒い中ね、ありがとうございます、いや〜」
出川「いや〜、チェン、すまんね」
内村「はい、ここですか」
出川「そう」
内村「(周りを見渡しながら)伝説のスタジオは」
出川「これなんです、これなんです」
内村「あ〜、そうですか」
出川「ほいで、お客様が見えるんですけども、あの〜、ちょっとやりずらく感じると思うんだけれども」
(内村目の前のお客さんに手を挙げて応える)
出川「お客様の声が聞こえないというのがね、あの、芸人みんな来ると、最初戸惑っちゃうんだよね」
内村「あ〜、そう」
出川「笑い声の返りが聞こえなんでね」
内村「返りがないんだ」
出川「この、だからその、独特な感じなんですけれども」
内村「不思議ですね」
出川「そういう感じなんですよ」
内村「本当にあれですね、あの〜」
出川「はい」
内村「テレビラジオ?」
出川「テレビラジオ」
内村「みたいな感じなんですね〜」
出川「はい」
内村「最終回だそうで」
出川「そうなんです、(吹き出して項垂れながら)最終回一年間、ふふっ・・・」
内村「ふっふっふっふっ」
出川「まあ一年間夢を見させてもらいましたから」

なぜに出川哲朗の冠番組の依頼が来たのか

内村「これさ!でもさ!なんでテッチャンに依頼が来たの?この番組」
出川「そうでしょ、不思議でしょ?」
内村「はい」
出川「それは、先ほどチェンも打ち合わせしました、あの、ね」
内村「うん」
出川「今回最終回でチェンが来ると言ったら、もう『え〜!ウソ〜、ウッチャンが来るの!?ウッチャン、ウッチャン、ウッチャン!チェン、チェン、チェン!』って言ってた、あの〜、美人ディレクター居るでしょ?」
内村「あ〜、あ、美人さん居ましたよね」
出川「はいはいはいはい、サメジマさんが、なんか僕のブログを見てたらしいんですよね」
内村「ほぉ〜」
出川「で、ブログちょうど一年前に始まったばっかで、最初の頃はアクセス数もすごくて、あの〜、コメントもすごくて大人気だったんですけども」
内村「はいはい」
出川「なんかそれを見て、あの〜、サメジマさん『何、このブログ?』、僕が恋愛とか語ってるんで」
内村「はい」
出川「『何これ、面白い』つって」
内村「ほぉ、それが引っかかったんだ?」
出川「それが引っかかったの」
内村「へぇ〜」

出川哲朗の人生のモットー「どこかで誰かが見ててくれる」

出川「僕の、あの〜、あの〜、人生のモットーですけど、どこかで誰かが見ててくれる」
内村「テッチャンのね〜、あの、常々言ってたんですテッチャンは、自分の冠番組出来たら、まずタイトルは『出川哲朗のお通りだい』」
出川「はい」
内村「こういうやつで、ゲストが俺をおいしくさせてくれる番組を、いつか立ち上げたいって言ったら」
出川「そう」
内村「ドリームズ・カム・トゥルーですよ」
出川「ふっ」
内村「ね〜!」
出川「そういうことです」
内村「叶ったじゃないですか!」
出川「そういうことなんです!ほんとに、そういうことなんです」
内村「良かったね〜、でも」
出川「そんでサメジマさんが、じゃあその恋愛みたいな、あの〜、女のゲストを呼んで恋愛トークをして下さい、とかって」
内村「はいはいはい」
出川「言われたんだけど、また、それを俺のわがままなんだけれども、『いや、それはね〜、毎回だと多分大変・・・ですね』とかなんとか言っちゃって」
内村「うん」
出川「『出来たら芸人さん・・・呼んだほうが俺的には楽しいな〜』みたいな感じになって、いつの間にか」
内村「うん」
出川「いつの間にかって言うか、最初のゲストが松っちゃん(松村邦洋)の時点でもうそうなんだけど」
内村「(隣でゲスト出演者一覧の紙を覗き込みながら)すごいね〜」
出川「まあ最終的には全員芸人でしたね、1回だけ日テレジェニックさんが来てくれたんだけれども、あとは全員芸人ですね」
内村「(目の前に置かれた紙を見ながら)ほぉ〜、豪華メンバーじゃないですか」
出川「そう!豪華メンバーでしょ」
内村「ね〜」

最初はウッチャンナンチャンでゲスト出演を依頼

出川「ま、チェンがまずここに居るってこと自体、あの〜、普段ゲストに絶対出ない人ですからね!」
内村「ふっふっ、そんなことないっすよ」
出川「え!?」
内村「出ますよ」
出川「やらしいわ〜!」
内村「何がだよ」
出川「(満面の笑顔で)やらしいわ〜、ゲスト出ないじゃない!」
内村「ふっ、出てますって!いろいろ、あの〜、映画の宣伝とか出てますって」
出川「だからそういう、ほんと、映画の宣伝とかそういうのじゃないと出ないじゃん、他出ないでしょ?」
内村「・・・いや」
出川「それ、それチェンと、(紙を指差しながら)ここの岡村隆史だけなのよ、これも岡村もよく来てくれたけれども、他の人はゲストとかいっぱい出るけれども、まあ、出ませんからね」
(無言のままの内村)
出川「それを・・・、まあ、ウッチャンナンチャン出てくれって頼んだんですけど」
(下を向く内村)
出川「また、またこれ語弊が・・・、くっふっふっふっ、ちがっ、また皆さん勘違いを」
(机を叩いて爆笑する内村)
出川「違う違う、笑ったりするから勘違いされるから!」
内村「だから南原は〜、ほんとスケジュールが無かったの!」
出川「そうなんです、そうなんです」
内村「嫌で来なかったわけじゃないのよ」
出川「(笑いながら)そうなんです、あの皆さん、勘違いしないで下さい」
内村「そうそう」

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