有吉弘行「ウッチャンナンチャンが楽しければいい」
これは「ウンナンのラフな感じで。」放送開始にあたり、「王様のブランチ」が収録現場をレポートしたとき、有吉さんが発した言葉です。
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「ウンナンのラフな感じで。」収録現場へ
2010年5月8日放送の「王様のブランチ」。
「ウンナンのラフな感じで。」収録現場に潜入。出演者としてウッチャンナンチャン、有吉弘行、ナイツ土屋の4名がスタジオに。初回の番組内容がダイジェストで流れた後に、ブランチレポーターから今後やりたい企画について尋ねられると、
内村「あの〜、温泉めぐりしたいですね、普通に」
(スタジオ笑)
ブランチリポーター「それなんか、プライベートで楽しもうという魂胆じゃないですか?」
内村「うっふっふっ、そうですね〜、温泉が大好きなもんですから、え〜、いろんな知られざる温泉とかあると思いますんでね」
南原「僕はね〜、青森県に行きたいですね」
ブランチリポーター「なぜですか?」
南原「あんまり行ったこと無いんで」
(内村と有吉爆笑)
有吉「いや〜、ラフですね!」
内村「それでいいんですよ」
南原「津軽三味線とかを聞いてみたいなと」
内村「ああ〜、聞いてみたい?弾くんじゃないのね」
南原「聞いてみたい」
内村「習うんじゃないのね」
南原「(かぶりを振りながら)習わない」
ブランチレポーター「そういう要望が通る番組なんですね」
南原「そうですね、多分」
ウンナンに続いて、有吉さんにも同じ質問をすると、
ブランチレポーター「有吉さんは?」
有吉「僕はやっぱりあの〜、内村さんと南原さんが、楽しければいいですよ」
南原「おっ」
有吉「ええ、それが一番だと思います」
(スタジオ笑)
有吉「(作ったような真っ直ぐな表情で)いろんなこと背負ってやってらっしゃいますから、この番組ぐらいは楽にやってくれれば」
内村「(有吉の表情を覗き込みながら)あっはっはっはっはっ、お前変わったな」
有吉「(笑顔になって)ブランチ用に」
(スタジオ笑)
内村「ブランチ用か」
ブランチレポーター「あったかい感じになってますけど」
有吉「そんなにそのギスギスした感じの出ない番組・・・、ラフな感じで、楽しくやらしていただいてます、僕らも」
南原「いちばん番組分かってるね」
(スタジオ笑)
有吉「はい」
土屋「誰も傷つかないですからね」
有吉「(土屋を見て)ねっ」
ブランチ用と言って照れ隠しをする有吉さん。私はこの発言を今でも忘れられません。きっと本音に違いないと。
ウンナンのラフな人柄
続いて、「ウッチャンナンチャンはどんな人柄なのか?」をラフな感じでトーク。まずはウッチャン。
ブランチレポーター「土屋さんから見て、いかがですか?」
土屋「話に聞いてた通り、やっぱ人見知りオーラがすごいな、っていうのが内村さん」
(頷く内村)
有吉「存在感ないというか」
(スタジオ笑)
有吉「ロケバスの中とか、おとなしくされてますんで、非常に僕らやりやすい」
内村「ふっふっふっ」
南原「邪魔しない?」
有吉「あんまり邪魔しないなっていう、ウルセーこと言わないな」
(内村爆笑)
ブランチレポーター「そうなんですか!?」
内村「確かにそうですね、あの〜、おとなしいって言われる」
(有吉爆笑)
内村「楽屋おとなしいって」
だんだんエンジンがかかってきた有吉さん。^^;
そして、ナンチャンの人柄について。
土屋「僕は、事務所がおんなじなんで、うちの事務所の社長が、『南原は面倒見がいいから、南原組になりなさい』みたいな」
(ハッと何かに気付いたような表情をする南原)
ブランチレポーター「ほぉ〜」
南原「そう、1回社長から電話あったのよ、『ナイツを、こ、こ、子分にしてやってください』(噛んだのではなく社長の口調を忠実に再現)」
土屋「ふっふっふっふっ」
ブランチレポーター「へ〜」
南原「『はぁ?』つって、ええ」
内村「俺には一切ない」
(スタジオ爆笑)
土屋「分かんないですけど、社長の中にはあるんでしょうね」
有吉「流石だね」
ナイツからもっとウンナントークを聞いてみたいですね。ここで有吉さん、ナンチャンのことになるとフルスロットル。
有吉「あの〜、ちょっとまあ、ご機嫌をうかがう程度に、南原さんに『最近、野球、あそこ強いですね』とか、軽い気持ちで・・・」
ブランチレポーター「はい」
(笑いを堪えるのに必死な内村)
有吉「『そうだね〜』ぐらいでいいんですよ、会話って」
(すでに苦笑している南原)
有吉「それが、『あのね〜、このバッティングが・・・』(バッティングフォームをさせられる動きを再現)」
(スタジオ笑)
ブランチレポーター「熱いですね〜」
有吉「長いんですよ!」
内村「あっはっはっはっ!」
上げて下げてのバランスが絶妙ですね。こう毒舌を言った後のニカッとした笑顔。これが有吉さん。
対照的なウンナン
最後、まとめに入るブランチレポーター。
ブランチレポーター「あっ、結構対照的な感じで、(南原を見ながら)熱い感じと、(内村のほうを向いて)・・・、落ち着いた感じと」
内村「うん、そうそうそう!『冷めた』って言おうとしたろ?」
(スタジオ笑)
無難に着地させました。お見事。^^;
ウンナンファンにとっては、有吉さんは結構身近な存在なんですね。猿岩石ブレイク後も、ナンチャン司会「リングの魂」で芸能人柔道王として活躍しました。その後も「内村プロデュース」で、泥酔キャラから猫男爵に。芸人の自宅訪問で勝手に風呂に入っていたり、またB級バスの主だったりと、言わずもがなの大活躍。最後はアメトーークで再ブレイク。
そんな長い期間ウンナンと関わってきた有吉さんだからこそ、「ウッチャンナンチャンが楽しければいい」という発言が飛び出したんだろうと。そう考えると、非常に感慨深いです。現在は、「ヒルナンデス」で金曜日レギュラーの有吉さん。この関係はまだまだ続きそうで嬉しい限り。
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