笑いの飛距離

元・お笑い芸人のちょっとヒヒ話

「爆笑レッドシアター」で内村光良のコント愛に触れたロッチ中岡

日曜日の深夜、TOKYO FMで放送しているビビる大木さんのラジオに、ロッチ中岡さんがゲストで登場しました。

ここで中岡さんが、名古屋の番組でウッチャンと共演したときの裏話や「爆笑レッドシアター」の思い出を語っていたので、今回はこちらを紹介させて下さい。

TOKYO FM「ビビる25」にロッチ中岡が登場

2013年4月28日放送「ビビる25」(TOKYO FM)

パーソナリティはビビる大木。
アシスタントは宮島咲良。
ゲストはロッチ中岡創一。

オープニングトークにて。

大木「参りましょうか、『ビビる25』!」
(オープニングテーマが流れる)
宮島「この番組は台本なし30分のスペシャルスジナシトークプログラムです」
大木「うん」
宮島「今回のゲストは、こちらの方です!」
中岡「こんばんは、ロッチの中岡創一です、よろしくお願いします」
大木「さあ、始まったんだか始まってないんだか分かりませんけど」
中岡「いやいやちょっと、始まりましたよ、ふふっ、なんでそんなテンション上がらないんですか」
大木「中岡君は今日はね、ピンでゲストですよ」
宮島「ね~」
中岡「ラジオで1人で出るの初めてですよ」
大木「そうですか」
中岡「緊張してますよ」
大木「さあ、じゃあリクエスト曲参りましょうか?」
中岡「早い、早い」
宮島「ははははっ」
大木「何にしますか?」
中岡「それ終盤にやるやつでしょ」

事務所(ナベプロ)の後輩ってこともあって、中岡さんの話が終わるたび、リクエスト曲を聞いて帰らそうとする大木さん。^^;

内村光良が映画の宣伝で、名古屋の番組にやって来たときの裏話

中岡さんがロッチ結成の経緯や女性観について語り、放送時間もわずかとなったところで、

大木「いろんな番組で内村さんとも共演して……」
中岡「あっ!はい」
大木「内村さんにも結構影響受けてるんじゃないの?」
中岡「内村さんが……やっぱ、世間一般言われてることでしょうけど、もう良い人過ぎますね」
大木「ウッチャン」
中岡「はい」

心の中で「大木さん、ウッチャンの話を振ってくれてありがとう!」と。

で、ウッチャンが監督した映画『ボクたちの交換日記』の宣伝で、自分たちの番組に来たときの話をする中岡さん。

中岡「この前、名古屋の番組で、ロッチと我が家でやってる番組があるんですけど、それでまあ映画の宣伝ということで」
大木「うん」
中岡「5分だけ内村さんがウチの番組に出てくれるみたいな、普通は僕らと絡みなしで5分だけ、あの~、内村さんが映画の話をして、その番組中に流れるってやつなんですけど」
大木「うんうん」
中岡「え~、『我が家とロッチが名古屋で番組やってるんだったら、もうちょっと伸ばしていいですよ』と、内村さんがね、『俺、出てもいいよ』って言ってくださって
大木「うん」
中岡「で、まるまる1本、だから半日ぐらいですか、撮っていただいて、僕らの番組に出ていただいたりしたんです」
宮島「へぇ~」
中岡「ありがたいですよ……だから昔『レッドシアター』って番組が、僕らのデビュー作じゃないですけど、世に出るテレビだったんですね、そんときのまあ一応、師弟関係じゃないですけど、アイツらがやってるんだったら……みたいな愛情がある人で」

「爆笑レッドシアター」の名前が出たので、その話になります。

「爆笑レッドシアター」の思い出

大木「もうちょっと別のエピソードあります?内村さんのエピソードあります?」
中岡「エピソードですか」
大木「本番中とかさ、本番前後とかさ、あの~、『レッドシアター』とかのね」
宮島「あ~、気になります」
中岡「え~とね、あのね、まあコントを見せる番組やったんですよ、『レッドシアター』っていうのは」
大木「うんうん」
中岡「レギュラーのメンバーのコントと、またゲストのコンビのコントあるんですけど、ゲストのコントはよく笑いはるんですよ、内村さん」
大木「うん」
中岡「でも、番組中やのに、僕らのネタとか、その~、レギュラーのコンビのネタはあんまり笑わないというか」
大木「ほ~」
中岡「厳しい目で見てくださってて、ほんで、面白かったときは帰りにスタッフさんに『このコンビと、このコンビは面白かったよ』って言って帰る
(感心する大木と宮島)
中岡「そういうのって嬉しくないですか?まあ、普通に笑ってくれるのも嬉しいですけど、厳しく見てくれてるみたいな、愛情が深いんだな、みたいなことだとちょっと思って……」

ちなみに「爆笑レッドシアター」のレギュラーメンバーは、しずる、ジャルジャル、はんにゃ、フルーツポンチ、柳原可奈子、ロッチ、我が家、そして、狩野英孝(リーダー?)。

大木「だから内村さんは、要は、ロッチをお客さん扱いしなかったってことだよね」
中岡「そうです」
宮島「うんうん」
中岡「で、たまに言ってくれると、ものすごく嬉しいじゃないですか、『あのコント面白かったよ』とか、『あそこが良いね』とか言ってくれるのが……ああ、本当にコントが好きで、こうやって真剣に見てくださってるんだな~って」

もし復活して欲しい番組を聞かれたら、私は最初に「爆笑レッドシアター」と言いたいです。「爆笑レッドカーペット」みたく特番で定期的に放送をしてくれたら……と願う日々。

当時のことを思い出すと、ウッチャンはインスタントジョンソンに爆笑して、少年少女をやたら褒めていた印象があります。あと、ジャルジャル福徳さんを若いときのナンチャンに似てる、と。