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笑いの飛距離

元・お笑い芸人のちょっとヒヒ話

ロシアンモンキーが「M-1グランプリ」の前説でやった伝説の漫才

NON STYLEの優勝で幕を閉じた「M-1グランプリ 2008」。
この興奮が冷めないうちに「ヨシモト∞」で語られていたM-1こぼれ話を集めてみました。

マイク一本、一千万―ノンフィクション「M‐1グランプリ2003」

マイク一本、一千万―ノンフィクション「M‐1グランプリ2003」

博多華丸・大吉が結成11年目で「M-1グランプリ」に出場した理由

2007年12月27日配信の「ヨシモト∞」。博多華丸・大吉&トータルテンボスの45分。

1回目の「M-1グランプリ」に芸暦オーバーで出場したことを話す博多華丸・大吉。

大吉「(M-1グランプリ)始まった時点で、キャリアオーバーでしたから」
大村「あれ?出てませんでしたっけ?」
華丸「1回出たよ、出ましたけど、本当はキャリアオーバー」
大吉「11年目なのに、10年目の顔して」
大村「えー!」
藤田「マジですか!?」
(会場笑)
大吉「同期の矢野・兵動にめちゃくちゃ怒られた」

しかし、それは本人たちが出たいと言ったわけではありませんでした。

華丸「違う、出てくれないかって言われたの」
大吉「1回目のM-1は、全国各地の吉本の劇場から審査員の方がいたんよ、結構忘れがちですけど
大村「なるほど」
大吉「だから、福岡の劇場もちゃんと」
華丸「審査対象でしたからね」
大吉「うん、取り上げなくちゃいけなくて、福岡にも吉本がありますよっていうのをアピールするために
藤田「アピールするために?」
大吉「うん、まあ広報を兼ねて出たんです」
大村「しゃあしゃあと出たんですか?」
華丸「しゃあしゃあじゃない、『僕ら11年目ですけど?』って言ったら、『関係ない、関係ない』みたいな、当時は」
大吉「『行ける、行ける」」
華丸「吉本の社員の人がね、『大丈夫、かまわん、かまわん』って言って、結構いいとこまで行ったんです」
大吉「準決勝ぐらいまで」
大村「ほぉ~」
華丸「ただっ!結局は、決勝となると、ちょっと待てよ、こいつら何年目だ?」
(会場笑)
大吉「ふっふっふっ」
華丸「ね、11年目じゃないかみたいなことで」
大吉「まあまあまあ、途中失格みたいなことで」
華丸「まあ、しょうがない」
藤田「途中失格なんですか?」
華丸「身を引いた、みたいな」
藤田「だいぶ泳ぎましたね」
(会場笑)
大村「泳がされて」
華丸「まあ楽しかったですけどね」
大吉「うん、良い思い出しかない」
華丸「良い思い出しかない」

草創期ならではのユルさですね。^^;
続いては、ロシアンモンキーが「M-1グランプリ」の前説でやった伝説の漫才について。

M-1完全読本 2001?2010 (ヨシモトブックス)

M-1完全読本 2001?2010 (ヨシモトブックス)

POISON GIRL BANDの4倍ウケたロシアンモンキーの漫才

2008年4月24日配信の「ダイノジのヨシモト∞」。

パンクブーブー、ロシアンモンキー、5GAPをゲストに迎えてのトーク。ロシアンモンキーの伝説の漫才について語る大谷さん。

大谷「実は2006年の『M-1グランプリ』の前説、もう伝説ですよ!尋常じゃなくウケたんです!おおちさん知ってますよね?」
おおち「はいはいはい」
大谷「今もテレビ業界の中でみんな言ってます、正直、POISON GIRL BANDの4倍ウケてた」
(会場爆笑)
大谷「みんな言ってます!」
おおち「(苦笑いしながら)POISON GIRL BANDがかわいそうだよ」
大谷「POISON GIRL BANDは、素人に負けたんだ!あいつらは!」
おおち「(笑顔で)そういうこと言うなよ」
大谷「素人に負けて、去年も最下位で、あいつ俺んとこになんか『大谷さんにだけは言い訳させてください』って・・・」
おおち「吉田のそういう面を出すなよ」
大谷「面白いんだ!POISONも面白いんだ!あれは会場の空気もあるんだ、そこを間違えるんじゃない」
(会場笑)
おおち「誰にしゃべってるんだよ!気の使い方がいろんな方向に行って訳分かんなくなってる」

毒を吐いたあと、POISON GIRL BANDの面白さを説いてフォローする大谷さん。

大谷「(ロシアンモンキー)すごいんです、とにかく前説が、あのザ・プラン9が同時に立った、モニターを見るために
(会場笑)
おおち「そんなわけない」
大谷「『なんだこいつら、こんな奴ら知らないぞ』って言ってたらしいですよ、プラン9の皆さんが」
おおち「前説ほんとに盛り上げるからね〜」
大谷「『えっ、東京にはこんな面白い奴がいるのか?』って、それぐらいどっかんどっかんウケてたんです、あんとき」

「M-1グランプリ」の前説で、芸人が漫才を披露していることを初めて知りましたね。こういう裏話を伝えてくれる大谷さんサイコーです。