笑いの飛距離

元・お笑い芸人のちょっとヒヒ話

ますだおかだ岡田圭右の取扱説明書を配った男

バラエティ番組を観ていると、「取扱説明書」という概念を耳にすることがあります。

例えば、オードリー若林さんの「取扱説明書」を開けば「人見知り」の文字が見つかるでしょう。「アメトーーク」で人見知りキャラが世に広まった(1ページ目に書き込まれた)おかげで、そのあとのテレビ出演がやり易くなったと本人は語っています。また、ふかわりょうさんの「取扱説明書」を作ったのは「笑っていいとも」のタモリさん。それを引き継いで発展させたのが、「内村プロデュース」のウッチャン(内村光良)でした。

さて、「取扱説明書」をテーマにするなら取り上げたい芸人がいます。それは、ますだおかだ岡田さんです。

漫才ではツッコミを担当。「M-1グランプリ」優勝という実績もあり、その腕前は広く認められています。ところがバラエティ番組で岡田さんを見ると、スベることを恐れずフルスイングで一発ギャグを披露している姿が目立ちます。最初は漫才とのギャップがあり過ぎて、周囲は戸惑うのみだったそうです。

「GAHAHAキング」で犯した失敗を「M-1グランプリ」で繰り返してはならない

2014年10月30日放送「岡村隆史のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)

パーソナリティはナインティナイン岡村隆史。
ゲストは、ますだおかだ岡田圭右(おかだけいすけ)。

先週の「めちゃイケ」で放送された「岡村隆史のANN 新相方オーディション」。この企画に登場したメンバーの中からゲストとして呼ばれたのが、岡田さんでした。野球トークでお互い馴染んだところで岡村さんが切り込みます。なぜ岡田さんの芸風が変わってしまったのか。

続きを読む