笑いの飛距離

元・お笑い芸人のちょっとヒヒ話

スクール革命の本番中に泣くダブルネームのジョー

オードリーのオールナイトニッポンを聞き出したきっかけは、ウッチャンとオードリーが共演しているスクール革命、この番組の裏話やこぼれ話がが聞けるかも?という、完全なウッチャンファン目線からでした。
それが今ではオードリー目当てで、オードリーのトークが聞きたくて、土曜の夜のカスミンを求めて、毎週ラジオの周波数を合わせております。

とは言え、スクール革命の話が出てきたらテンション上がっちゃいますね。こないだの放送でも直接ウッチャンとは関係ないのですが、ちょっこっとだけそんな話がありました。なので今回は、それを紹介させて下さい。オードリー若林のフリートークには、売れてない頃からの友人であるダブルネームのジョーさんが、度々登場します。
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どきどきキャンプ佐藤から夜中呼び出されるオードリー若林

2010年6月26日放送の「オードリーのANN」。

夜中に突然、どきどきキャンプ佐藤から若林へ連絡が。

若林「夜ね、あの〜家に着いて、12時ぐらいに」
春日「うん」
若林「疲れたな〜と思って、もう寝ようかな〜と思ったんすよ、座椅子に座りながら、したらあの〜、(どきどきキャンプ)佐藤満春」
春日「出ました」
若林「あの〜、この作家の、オールナイト作家ですよね」
春日「はい」
若林「サブ作家の佐藤満春から電話かかってきて、あの〜、ちょっと来てくれと」
春日「ええ!?」
若林「車で来てくれと言われて」
春日「あら、珍しいんじゃない?なかなかアノ男から呼び出すなんてことは」
若林「ですよね、で、面倒くせ〜なあと思ったんすけど、ちょっと深刻なトーンで」
春日「あら」
若林「で、くじらと、あの〜、ジョー、ダブルネームのジョーも居て、3人で今ちょっと居て、ちょっと俺が来ないことには埒が明かないから、車で来てくれと」
春日「ええ?何やってたの?その3人は」
若林「で、面倒くせ〜なあと思って、だって、ね〜、夜その3人と会ってもプラスになること何ひとつ無いですからね、自分にとって良くなる、プラスになる話はいっこも聞けないメンバーですから」
春日「まあ成長はしないよね」
若林「はいはい、でもまあ分かったよと、雰囲気がいつもと違うから」
春日「深刻な感じなの?3人で居て」
若林「ええ、で、行ったんです」

そんな皮肉を言いながらも夜中、疲れてて眠いのに車を出す若林。ほんとはいいヤツ。

ダブルネームのジョー宅に着くとテンション低い3人が登場

若林「車で、ジョーの家にみんな集まってる、で、ジョーの家に着いて、着いたよと電話したらちょっとドライブしようと、あの言うんです、佐藤が」
春日「うん」
若林「まあ3人来まして、で、テンション低いんすよ、みんな」
春日「何?何してたの?」
若林「で、とりあえず車3人乗って、俺の車で出たんです」
春日「はいはい」
若林「したらあの〜・・・、どうも、話を聞いていると、どうもこの〜、ジョーがフラれたと」
春日「かっはっはっはっはっ!」
若林「ひゃっはっはっはっはっ!」
春日「くだらないぜ!夜中、あんたもよく行ったね、大したもんだね」
若林「や、俺知らねえから」
春日「知らないからか」
若林「俺だって思ったよ、くだらねー!」
春日「くだらねー!バカヤロー!んなもん、寝ろよ、早く」

ジョーがフラれる。くじらと佐藤にメールで報告。あまりの凹みっぷりにジョーの家にやってきて励ます2人。しかし全く回復しない、埒が明かない、そうだ!若林呼ぼう、という流れで夜中にみんなが集まったと説明する若林。

30代のおっさん達で深夜のドライブへ

若林「で、3人ぞろぞろ、ぞろぞろ出てきてさ〜」
春日「わっはっはっはっ」
若林「おっさん3人がさ、まあ俺もおっさんだけど、車に乗ってきて、ほいで、ジョーの顔が暗いわけです」
春日「まあまあ、当事者だからね、フラれてますから」
若林「ただでさえ色黒ですけども、もっとくすんでるんですよ」
春日「闇に溶け込むぐらいの」
若林「闇に溶け込むんです、それでまあ、全員30代なのになあ・・・、大学生じゃねえんだよ、ボケ〜!ぐらい思いながら車を運転して、心の中でね」
(作家さん笑)
若林「で、まあ佐藤が相も変わらず、『自分を乗り越えていけ』と、これを4、5回言ってるんです、ジョーに」
春日「うん」
若林「したらね、どうもね、聞いてるとね、ジョーがね、後部座席だったんですけども」
春日「はいはいはい」
若林「これ、ジョー泣いとるな、と」
(思わず吹き出す春日)
若林「あっはっはっはっはっはっ!」
春日「か〜、くだらね〜、くだらんな〜」
若林「ジョーが泣いてるなと」
春日「かっかっかっかっかっ!」
若林「私〜、バックミラーを、さりげに」
春日「くふっ」
若林「ジョーの顔が見えるように、ずらしたら」
春日「うん」
若林「真っ黒で何も分かんなかったっす」
(2人爆笑)

この流れからダブルネームのジョーは泣き虫さんトークに。親友の若林が数々のエピソードを披露。ドラマ「ROOKIES」を見ては毎週泣いてたり、結婚式の営業で全くの他人なのに感情移入して泣いてしまい、コブクロを1小節も歌えなかったり。そして、スクール革命での出来事を話し出す若林。

オードリーとダブルネーム地上波初共演

若林「お前、多分覚えてないかもしれないけど、スクール革命にダブルネーム来たとき、覚えてる?」
春日「あ〜、随分前だで」
若林「で、あいつグラサンしてたんだけど」
春日「うん」
若林「俺ね、ジョー友達だから、ずっと、せっかく俺たちがレギュラーやらせてもらってる番組来て」
春日「はいはい」
若林「で、地上波初共演・・・、多分」
春日「あっ、そうだね」

売れない頃からの親友とスクール革命で地上波初共演。感慨深い若林はある行動に。

若林「初共演なのよ、で、友達だからちょっとフッて、なんか盛り上がったらっつって、その〜、いいなと」
春日「うん」
若林「あんまりね、そういこと良くないんだけど」
春日「まあまあ、あんまり・・・、そのね、やり合い、馴れ合いはね」
若林「1発、2発は、爪跡残したいじゃん、友達だから」
春日「はいはいはい」
若林「俺、ジョーに2回ぐらいフッてさ〜、アイツ全然返さなかったのよ」
春日「あ〜、そうだっけか?」
若林「返さなかったの!」
春日「ほぉほぉ」
若林「で、後々聞いたら、ちょっと泣いてたの」
春日「ふっふっはっはっはっはっ」
若林「本番中」
春日「ウソでしょ?」
若林「で、泣いてたから、俺がフッたのを返しちゃうと、嗚咽(おえつ)が聞こえちゃうからと思って、くっくっ、黙ってて」
(作家さん笑)
若林「で、M-1行ったときも、まあ号泣してたし〜」
春日「あ〜、そう〜」

2009年7月19日放送の「スクール革命」

を見直してみました。
短いネタの中でオードリーをイジるダブルネーム。ネタ後、ウッチャンがオードリーとの仲の良さに触れると、若林が毎日風呂を借りていたとジョーを指差すのですが、ただ笑顔を浮かべるだけのジョー。言葉を発せず。^^;
したらウッチャン、「なんか、アンタッチャブルのモノマネが出来るって」と言い出し、モノマネを始めるダブルネーム。これがどちらもかなり似ているのです。ザキヤマは自分の真似をするジョーを見て、照れているのかリアクションが取れない。カオルが柴田の真似で入ってくると、手を叩いて笑うザキヤマ。当時はなんとも無かったのに、今見るとちょっと込み上げてくるものが・・・

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