笑いの飛距離

元・お笑い芸人のちょっとヒヒ話

カボスケの頃のオセロは水着はOKだけどネタはNG

鶴瓶大新年会SPを見ました。元旦の朝7時から体を張る中堅お笑い芸人達(生放送でなく収録ですが)、その状況だけで笑えます。去年と違い、途中にそれぞれの若手の頃の映像を見て懐かしむ、というちょっとした休憩コーナーもあって、ウンナンはもちろん「やるやら」の映像。映像が流れた後に、ちゃっかりナンチャンがDVDの宣伝。^^;

あまり語られないUN FACTORY カボスケ

2010年1月1日放送の「鶴瓶大新年会SP」。

ココリコのときの映像は、やっぱり「UN FACTORY カボスケ」。正直、最初にウッチャンがコーナーの趣旨説明をした瞬間に「ココリコの映像はカボスケで!」と願っている私が居ました。ウンナンの昔の映像で、カボスケが流れることは私の記憶の限りではほとんどありません。ですので、ウンナンがカボスケの思い出を語っている場面に立ち会えたという、なんていうか高揚感はかなりのものでした。
ちなみにカボスケは、その当時の若手芸人を一挙に集めて作られた深夜のバラエティ番組。メンバーは、よゐこ、ロンドンブーツ1号2号、ココリコ、TIM、オセロ、アニマル梯団、ペナルティ等といった今思うと超豪華メンバー。ロンブー淳は白のヘアバンドをしてました。ずんの飯尾は「La.おかき」というコンビでした。底ぬけAIR-LINEは3人でした。ペナルティのヒデはただの中川秀樹でした。「なかよし」っていうコンビも居ました。実はふかわりょうも出ていました。吉村くんは何してんだろう。

ココリコは田中のヤギのモノマネでレギュラーに

で、そのカボスケの思い出で、ウッチャンがオセロについて語ったことが頭から離れません。カボスケの映像が流れた後、

内村「これは懐かしい」
田中「はい、ウンナンさんの」
遠藤「カボスケです」
内村「カボスケっていう半年間やってたんですけど」
南原「あと、TIMとか、オセロとか」
田中「ロンドンブーツ」
遠藤「ロンドンブーツも居ました」
原田「うわ、すっごいな」
南原「それで、ココリコはギリギリだったのよ、なんか」
遠藤「そうです、そうです」
南原「レギュラーになる、ならないってので最初やってたんだよね」
田中「はい、ボーダーラインで」
南原「ボーダーラインでギリギリだったのが、最後に田中が、目の前に来て、ヤギの真似やって」
遠藤「そうです、そうです、そうです」
南原「あれでレギュラーになった」
田中「はい、たったほんと、(ヤギの真似をする)」
(スタジオ笑)
遠藤「これで、これで繋がったんですよ」
南原「これでレギュラー」

続いて、ココリコ遠藤がカボスケ時代の思い出を語ります。

辛かったナンチャン班

遠藤「ナンチャン班とウッチャン班があったんですよ、で、僕らナンチャン班で」
田中「はい」
遠藤「結構あの〜、96℃のテキーラとかを、普通1杯ぐらいで終わるんですけど、それを5杯ぐらい」
原田「え〜」
遠藤「『まだイケんだろ、遠藤、田中』って」
カトパン「え〜」
遠藤「何も知らない俺達は、『はい!』ってガンガン飲んで、ベロベロになったりとか、いっぱいありましたもん、南原さん」
南原「そうだよ〜、あの頃スタッフが訳分かんなかったからね」
(スタジオ爆笑)
遠藤「いやいや!南原さんですよ」

なんか編集されたような感じで不自然な流れでしたが、ウッチャンが当時のオセロについて語り出します。

内村「あんとき、オセロはうち・・・、オレ班で」
田中「そうですね、内村さん、はい」
内村「オセロはあの〜、水着はOKだけどネタはNGっていう」
(スタジオ大爆笑)
鶴瓶「あいつらのネタ聞いたら吐くで!」
(スタジオ爆笑)
鶴瓶「全然あかん」
寺門「どんなネタだろ?」
大竹「見てみたい」
内村「いや、だから見たことないの」
鶴瓶「ひどい」
内村「すみません、オセロの話になってしまい」

確かにその頃、オセロの中島の水着姿は幾度となく見ましたね。ドーバー海峡横断部のオーディションにも水着で登場しました。そして、ウッチャンが「無駄に良いプロポーション」とイジるのがお決まりでした。
あとカボスケで一番覚えているのが、ウッチャンが映画監督になって「ヨーイ、ター!」と叫ぶところ。「スタート!」が「ター!」に聞こえてテロップのそのように表記。番組後半になると、もうウッチャンは本当に「ター!」としか言っていませんでした。^^;
カボスケという番組によってウッチャンナンチャンと若手芸人との相性が良い、そんな評価が生まれたんだと思う今日この頃です。

笑う犬2010寿 DVD-BOX

笑う犬2010寿 DVD-BOX