笑いの飛距離

元・お笑い芸人のちょっとヒヒ話

岡村隆史が熱く語る渡辺美里

ナインティナインの岡村隆史にとって渡辺美里の「My Revolution」は、中学時代に何度も繰り返し聞いていた曲で、青春時代のバイブルでした。
オールナイトニッポンでも思い出したように、結構な頻度でこの曲を流しています。
そんな岡村さんが、渡辺美里さんとフジテレビの廊下でばったり遭遇したときの話を今回は書き起こしてみます。

She loves you

She loves you

岡村隆史、フジテレビで初めて渡辺美里と出会う

2006年6月29日放送の「ナイナイのANN」。

岡村「何年か前なんですけども、ナイナイのオールナイト1回だけね、渡辺美里さんが1回、我々の代わりに、代わりにというかなんか記念やったんですかね、なんかでやらはったと思うんですけど」
矢部「うん」
岡村「昨日か、昨日ね、初めて渡辺美里さん見たんですよ、生で」
矢部「お〜」
岡村「フジテレビで」
矢部「へ〜」
岡村「ほんで、あの〜、ミュージックフェアかな?なんかの収録やったと思うんですけど、前からパッて歩いてきはったときに」
矢部「うん」
岡村「入り口?フジテレビの入り口にミュージックフェア、え〜、渡辺美里様って書いてて」
矢部「ほぉ」
岡村「楽屋の番号も書いてて、わっ!渡辺美里さん、入ってはるわって思ってたら!」
矢部「うん」
岡村「前からそれらしき人が歩いてきはってん」
矢部「うんうん」
岡村「わっ、渡辺美里や!って思って」
矢部「うん」

My Revolutionは青春時代のバイブル

岡村「ほんなら向こうから、あの〜『覚えてらっしゃいますでしょうか?ナインティナインのオールナイトニッポンの枠で1回、渡辺美里のオールナイトニッポンをやらせて頂いたんです』って言って、向こうから挨拶してくれはって」
矢部「うわ〜」
岡村「『あ、覚えてますよ〜』って言って」
矢部「うん」
岡村「で、その渡辺美里さんがラジオやりはった時に、このなんか、あんまりこうバラエティとか見はれへんらしく」
矢部「うん」
岡村「見てはんのかどうか分からへんけど、『ナインティナインさんはよく拝見してます』みたいなことを言ったとか、言わないとか」
矢部「あ、ラジオで?」
岡村「定かではないんですけど、そんなことを言うてたとか言って、元ニッポン放送の神田ディレクターが言ってたとか、言わないとか」
矢部「ガセっぽいですね」
岡村「ほんで、向こうからそれ言うてくれはったから、やらしてもらった事あるんですって」
矢部「うんうんうん」
岡村「『あ、覚えてますよ〜』言うて」
矢部「嬉しいよね」
岡村「そうなんですよ〜、ほんで、あの〜僕けっこう好きやったんで、『あの〜僕、今でもMy Revolutionとか聴いてテンション上げるんです』って話したら」
矢部「うん」
岡村「『あ〜、ありがとうございます』って言うてくれはったんやけど、よ〜考えたらMy Revolutionって、俺中学3年のときやもん」
矢部「ふっふっふっ」
岡村「で、なんか自分で言うてしもうたものの、あっ、新曲もね、どんどん出してはんのに・・・」
矢部「でもしゃあない、青春時代の」
岡村「そうそう、青春時代のバイブルみたいにして聴いてたから」
矢部「そこ付いてるから頭の中に、離れへん」
岡村「そうやねん〜、自分で言うてしもうたものの、『あっ、新曲も出してはんのにすみません、My Revolution、古い曲ですけども』って」
矢部「ふっふっふっ」
岡村「またそんなことも自分で言うてもうて、どんどんなんか墓穴掘っていってもうて、あがってもうて」
矢部「でもコンサートとかで盛り上がんのは、My Revolutionって言いますよね」

渡辺美里の素敵ランキング急上昇

岡村「そういう話してて、俺、1回ナイナイサイズで車の中で曲かけるみたいなときも、My Revolutionをかけてたんですよ」
矢部「ほぉほぉ」
岡村「ほんで、その話もして『僕、あのテレビでも一度あの〜、My Revolution、ちょっとかけさせてもらった事があるんです』って言ったら、『あっ、あれですよね、ナイナイサイズですよね』って言って、向こうから言ってくれはって」
矢部「あらっ、見てくれてるやん〜」
岡村「もう〜、嬉しくてね〜、すっごい素敵でした渡辺美里さん、ものすごいべっぴんさんやで!」
矢部「うんうん」
岡村「今ちょっとあれやね、鈴木杏樹さんと同点ぐらいまで行ってしまった、素敵ランキング」
矢部「あぁ、ええ人やな〜」
岡村「(ものすごいかみ締めるように)素敵やったわ〜・・・」
矢部「いいよね、そうやって初めて会って」
岡村「そうやねん、これ〜」
矢部「なんていい人やと」
岡村「なんかほら、あるやん!」
矢部「タレントさんって特に」
岡村「そうやねん」
矢部「うん」
(ここで鈴木杏樹の素敵さも語る岡村)
岡村「そっからもう素敵ランキングずっと1位やったんやけど」
矢部「いや、いい方やね〜、杏樹さんも」
岡村「ものすごい人あたりいい方よ〜、そこへ来て!」
矢部「うん」
岡村「突如」
矢部「くい込んできた?」
岡村「はい、渡辺美里さんが、ま、もともと好きやったんですけど」
矢部「やっぱりでも、なんか、見てくれてはる人よね」
岡村「そうやね」
矢部「やっぱり好意をね、そういうの分かるもんね」

我らカセットテープ世代

岡村「いや、素敵やった、これ失礼やけど、おいくつぐらいになられるんでしょうね?渡辺美里さん、まだ結婚してらっしゃいませんよね」
矢部「中2であんた、聴いててんで」
岡村「中3のとき聴いてた、あの、まだテープやで」
矢部「あぁ、そやそや」
岡村「テープのとき、ちょうどね、1曲目がね、My Revolutionでね、あれ45分テープですよ」
矢部「うん」
岡村「普通の、maxell UD2(マクセルユーディーツー)あたり」
(作家の小西さん爆笑)
矢部「懐かしいね〜、すごい懐かしい今の」
岡村「それの1曲目が、渡辺美里さんのMy Revolutionで、覚えてるんです、2曲目がね、吉川晃司のRAIN-DANCEがきこえる」
矢部「あっはっはっはっはっ」
岡村「もうこれを繰り返し繰り返しね、あの〜聴いてたんです、その時の、当時のヒットメドレーじゃないですけど、ヒット曲を45分テープに吹き込んでいたんですよ」
矢部「そりゃ残るよね、耳に」
岡村「恋におちて(小林明子)とかも入ってました」
矢部「あぁ〜」
岡村「ダイヤル回して手を止めたぁ〜♪」
矢部「はいはいはい」
岡村「あんなんも入ってたわ〜」
矢部「めっちゃ懐メロやん」
岡村「あのイントロとかたまらんねん、ほんまに、My Revolution」
矢部「テンション上がるね」
岡村「あれでもあれやからね、小室哲哉プロデュースやからね」
矢部「そやそや」
岡村「これ、びっくりすることに」

渡辺美里が好きかもしんない

岡村「いや〜、でも素敵やったわ、いくつやろ?中3のときに第一線で歌ってはったから」
矢部「まあ40代」
岡村「かな〜?全然そんな感じには見えなかったよ」
矢部「40歳ぐらいかな?」
岡村「すっごい素敵やった、また会えへんかな、どっかで、あとから写メとか撮らしてもらえへんかったかな〜と思ってな」
矢部「(笑いながら)写メ撮りたかったん?」
岡村「写メ撮りたかってん」
矢部「うふっふっ」
岡村「いや〜、もう今日1曲目はね、是非とも・・・」
矢部「39や」
岡村「39歳」
矢部「なんか、そんな変わへんな」
岡村「な〜」
矢部「66年生まれ」
岡村「素敵やったわ〜、どこに住んでんのやろ?」
矢部「これ、その、恋心?」
岡村「なんやろ、なんか・・・」

岡村隆史が語る私に影響を及ぼしたミュージシャン

矢部「憧れか?」
岡村「憧れやな、やっぱ、自分がほんま素人のときに、あんまりほら、ミュージシャンに対してそんな思い入れっていうの少ないやろ、俺」
矢部「どっぷりはね〜」
岡村「うん、渡辺美里さんと久保田利伸さんですね」
矢部「聴いてたな〜、久保田も」
岡村「まあヒット曲みたいなんは聴いてましたよ、もちろん、でもその中で自分が思い入れがあんのって、そのふたりのミュージシャンなんですよ」
矢部「うん」
岡村「僕に影響を与えた、ミュージシャンたちっていうタイトルで言うなら」
矢部「ひっひっひっひっ」
岡村「言うならば、ですよ」
矢部「ひっひっ、芸人が語る」
岡村「ふっふっ、芸人、岡村隆史が語る、私に・・・、なんて言いました?」
矢部「影響を及ぼした」
岡村「影響を及ぼしたミュージシャン」
矢部「はっはっはっ」
岡村「なんやろね、頑張ろうとういね、曲を聴くとね」
矢部「元気になれる曲ね」
岡村「元気になれる、My Revolutionは元気になれる曲、久保田利伸さんはなんでしょうね?」
矢部「カッコいい」
岡村「カッコいい、カッコよかったんですよね、日本人やのに黒人のソウルを持ってらっしゃるという、なんかカッコええな〜っていうのでね」
矢部「うん」
岡村「ものすごい影響を及ぼした、ミュージシャンたち・・・」
矢部「(笑いながら)もうええっちゅうねん、その、そのくだり好きやな、影響を及ぼしたっていう」
岡村「ある意味、あのふたりのミュージシャンは、もうJ-POPの、なんて言うんですかね、あの〜、カリスマと思ってますから」
矢部「うん、いや流行ったもん」
岡村「いや〜、あれはもうすごいええ曲でした、リクエストします、1曲目」
矢部「くっふっふっふっふっ」
岡村「渡辺美里さんのMy Revolution」
矢部「いい人やったしね」

岡村隆史が解説するMy Revolution

岡村「いやね、これ、多分知らん人もおると思うんですよ」
矢部「あの名曲は知っているでしょ〜」
岡村「いや、リスナーでも、あの〜例えば中学生とかやったら、ま、聴いたことあるかな〜ぐらいなもんで」
矢部「うんうんうん」
岡村「あの〜、分からへんと思うもん」
矢部「うん」
岡村「知らん人も中にはいるかもわからへん」
矢部「そうやね、時代もやっぱりちゃうもんね」
岡村「あのね、イントロ部分がね、すっごい・・・、走り出したくなるというかね、小走りに」
矢部「まんまやん」
岡村「分からんかな〜、ちょっと小走りで、ちょっと歩いているけど」
矢部「歌詞やん、走り始めたマイレボリューション♪」
(作家の小西さん笑)
岡村「ま、ま、そうやねんけど、それがどっかに染み付いてもうてるんでしょうけど、あのイントロ部分ですよ、イントロ部分が聞こえてくると、なんか歩いてるんですけど、なんかちょっと小走りに変わるみたいな」
矢部「テンション上がってくるんや」
岡村「早歩きから小走り、そしてダッシュみたいな、そういうイメージなんですよ、僕の中で」
矢部「うん、いや、ええ歌よ」
岡村「え〜、だから大好きな曲なんですけども」
矢部「まあ、そら、写メール撮りたかったんやな〜」
岡村「写メール撮りたかったな〜、まあでもしょうがないわな、そんなあんま失礼なことやしな〜、あんま言われへんから」

今日の1曲目

(矢部が提供読みをするとMy Revolutionのイントロが流れ出す)
矢部「さあ1曲目」
岡村「(イントロをバックに)ほら、ここ聴いて!ここ聴いて!すっごいテンション上がる」
矢部「あっはっはっはっ、渡辺美里でMy Revolution」


このオールナイトニッポンで、岡村さんから邦楽トークはほとんど聞かれません。というのもダンスを始めてから洋楽ばかり聴くようになり、高校時代はマイケルジャクソンが神様だったそうです。また、岡村さんの好きな女性芸能人で昔から言っているのが、松下由樹さんです。そこから考えると、渡辺美里さんを素敵だと連呼するのもなんとなく分かるような気がします。そう思ってるの私だけかも。
完全な余談ですが、昔ぐるナイで、松下由樹さんとドラマ作ってキスするなんてことがありました。まだ若くて勢いに任せていた部分もあったから出来たことなのかなと。今なら岡村さんの方から断ってしまうでしょうね。^^;