笑いの飛距離

元・お笑い芸人のちょっとヒヒ話

山里亮太の理想のデートプランを聞いた桐谷美玲の反応

南海キャンディーズ山里亮太さんは、10年以上変わることのない理想のデートプランを持っています。

そこで今回は、そのデートプランを聞いた女性たちの反応を紹介していきたいと思います。

山里亮太の理想のデートプランを聞いた赤江珠緒の反応

2013年5月28日放送「たまむすび」(TBSラジオ)

パーソナリティは赤江珠緒。
火曜パートナーは南海キャンディーズ山里亮太。

リスナーからの「家に招かれて出された料理がマズかった」というメールを受けて、こういう場面での対処方法を考えていたときの話。

赤江「全部がマズかったらね、どうしたらいいんだろうね?本当に……もう辞退ってことか」
山里「いや~分かんない、でも俺、マズい料理を作った人のを『ウマい、ウマい!』って食べて、実はそれがマズかったって本人が気付くシチュエーション、超好きなの」
赤江「え?」
山里「分かる?」
赤江「ふふっ、分かんない、ちょっと待って、どういう場合?その……作った人は美味しいと思って最初出した」
山里「そう、出したけど、食べてみるじゃん、俺」
赤江「山ちゃんが『美味しい、美味しい』って食べてくれる」
山里「で、『あんなに喜んでくれて嬉しいわ!』って、残り物を食べたときに、『えっ!ちょっと今日作り方間違えちゃってマズい……あの人ウソついててくれてたんだ!』っていう感じ」
赤江「あっ、そっち行けばいいですけどね、『あの人、バカ舌?』みたいな、ふふっ」
山里「そっか……」
赤江「『あの人、味オンチ?』みたいになりませんか?」
山里「俺、この理想さ、10年以上ずっと持ってる理想なの」
赤江「あっ、理想なのね」
山里「今日、砕かれちゃったよ」
赤江「ごめんごめん、妄想だったらいいよ、いい……それ持っとこうね、分かった、分かった」
山里「俺の右脳まで関与しないでよ」

赤江さんにはまったく理解してもらえませんでした。^^;

この放送の1ヶ月後、山里さんはラジオ尻軽っぷりを発揮して、文化放送にいました。なんと、桐谷美玲さんのラジオにゲストで呼ばれたのです。

桐谷美玲のラジオ番組に山里亮太がゲスト出演

2013年6月26日放送「桐谷美玲のラジオさん。」(文化放送)

パーソナリティは桐谷美玲。
ゲストは南海キャンディーズ山里亮太。

最初に、このラジオに出演することになった経緯について。

桐谷「そもそもね、なんで山里さんがこの番組に来てくださったか?と言いますとですね」
山里「はい」
桐谷「前に山里さんのラジオのほうで、あれですよね、『ラジオさん。』を聞いてくれてるっていうのを」
山里「そうそうそう」
桐谷「触れていただいたんですよね?」
山里「そうなんでございますよ、『ラジオさん。』の話題になりましてね、なんかこう、ノベルティグッズがやたら可愛すぎるっていうね、ラジオがあると」
桐谷「いやいや」
山里「お話してたら、そしたらなんか、お互いのリスナーが?」
桐谷「そうなんですよ、両方聞いてくださってる方がいて、『それ(ノベルティグッズ)を山里さんが紹介してくれたよ』っていうのが私の番組のほうに、メールで送ってくれて」
山里「そうそう」
桐谷「是非とも一緒にやれたらいいな、ってのを話してたんですよ」
山里「そうなんですよ、是非とも一緒にっていう話が、赤坂のほう(TBSラジオ)まで飛んできまして」
桐谷「ふふっ」
山里「ね、赤坂のスタッフ有頂天ですよ、みんな」
桐谷「本当ですか?」
山里「ラブコール来たぞ、と」
(桐谷笑)
山里「これは行かないわけにはいかないでしょう!ってことで」

会うのを楽しみにしていたと桐谷さんに言われて、山里さんも有頂天。

こうして良い雰囲気で番組は進み、「美玲ちゃんとデートできるなら、どんなデートがしたいですか?」というリスナーからの質問メールが読まれたときです。山里さんは、赤江さんに粉砕されたデートプランを再チャレンジ。桐谷さんなら分かってくれるはずだ、と信じて。

美玲さんの生活。super!

美玲さんの生活。super!

山里亮太の理想のデートプランを聞いた桐谷美玲の反応

山里「いいんですか?これ、ご本人の前で」
桐谷「教えてください」
山里「私はやっぱりあの~、公園ですよね~」
桐谷「おっ、公園」
山里「公園に行くんですけども、これ一番私が好きなやつなんですけども、桐谷さんね」
桐谷「はい」
山里「お料理、『言われたらなんでも作れるよ』なんて、取材で答えてらっしゃったりするじゃないですか」
桐谷「はいはい」
山里「結構、料理はお得意で?」
桐谷「がんばりますね」
山里「でしょ」
(急にくしゃみが出る桐谷)
山里「桐谷さん!山里アレルギーですか!?」
(スタジオ笑)
桐谷「びっくりした、ちょっと……変なくしゃみ出ました、ふふふっ」
山里「これ、まさか山里アレルギーが!?」
(笑いが止まらない桐谷)
山里「コイツ、インタビュー読んできやがったな!っていうなんか、恐怖感が」
桐谷「いやいや、結構知ってくださってたんでびっくりしたら、変なくしゃみ出ました、はははっ」
山里「申し訳ない」

不穏な空気を感じつつも話を続けます。

山里「これ、お弁当作ってもらってね、デートするのが夢なんですよ」
桐谷「はいはい」
山里「桐谷さん、申し訳ないんですけども、卵焼きの作り間違いをしていただいてですね」
桐谷「作り間違い?」
山里「はい」
桐谷「なんですか?作り間違いって」
山里「いや、本人は気付いてないんですよ、甘めの卵焼きが好きだ、なんて話を事前にしてますんで、桐谷さんと僕が」
桐谷「はい」
山里「で~、それでね、ちょっとこう作ってくるんですけど、砂糖と塩を間違っちゃうんですよ」
桐谷「ふふふ」
山里「まあ、塩辛い卵焼きができちゃうんですよ、で、お弁当をね、公園で食べて、口にした瞬間気付くんですよ、『あ、しょっぺえ』と」
桐谷「うん、気付きますね、それは」
山里「でも俺は言わないです、そこでは」
桐谷「言わないんですか?」
山里「『美味しい、美味しい』つって食べます」
桐谷「うん」
山里「で、その日は終わって家に帰るわけですよ、『あ、今日のお弁当の残り食べよ~』なんか言って、卵焼きを食べたときに、桐谷さん!」

もう分かるでしょ?と言わんばかりの叫び。

桐谷「びっくりしますね」
山里「そうでしょ?(吐き出すように)『ぺっぺっぺっ』と」
桐谷「『うわっ』ってなりますね」
山里「なりましたよ、そのとき何か思い出しません?」
桐谷「『あの人、味覚オンチかな?』」
山里「そこじゃない……」
桐谷「ふふふっ」
山里「違うじゃない」
桐谷「あれ、違いました?」
山里「『味覚オンチかな?』じゃなくて、『えっ!?こんなにしょっぱいのに、美味しい美味しいって食べてくれた、なんて素敵な人なんだろう!』つって、(照れながら)メールに『大好き……』と送っていただくっていう」
桐谷「うふふ」
山里「このプランニングが、夢でして」
桐谷「なるほどね~、でも」
山里「(予期せぬ逆接の接続詞に)へ?」
桐谷「すっごいこう、いろいろね、取材のやつ見てくださってると思うんですけど、私ひとつだけ苦手な食べ物があって」
山里「はい」
桐谷「それが卵焼きなんですよ」
山里「えっ……卵焼き苦手な人いるの?」
桐谷「ダメなんです、水分のない卵が苦手なんですよね~」
山里「あっそ~、こんなことあるんだ……」
桐谷「だから卵焼きって言われたとき、ちょっとびっくりしました」
山里「(元気なく)あっそ~……こりゃ~、もうどうしようもないね」

そして、桐谷さんはこの話をあっさり終わらせて、次のメールを読み始めるのでした。^^;

まさかの卵焼きが苦手も加わり、赤江さんのとき以上の傷を負ってしまった山里さん。今年も恋愛は神頼みのようです。