笑いの飛距離

元・お笑い芸人のちょっとヒヒ話

「裕木奈江のオールナイトニッポン」のヘビーリスナーだったオードリー若林

私は「裕木奈江のオールナイトニッポン」のヘビーリスナーでした。

と言っても、放送していた時期に受験があったので、全曜日をBGMにしながら日々勉強に励んでいたんです。なので、石川よしひろさんや加藤いづみさんも聞いていましたし、もちろんウッチャンナンチャンも。正確に言えば、オールナイトニッポンのヘビーリスナーでした。

ちょっと前の「オードリーのオールナイトニッポン」で、若林さんが「裕木奈江のオールナイトニッポン」のヘビーリスナーだったことが判明。私は、若林さんと同じ道を通ってきたんだ……と勝手に共感し、あの頃を思い出して少し感傷的になってしまいました。

オードリーが学生時代に聞いていたオールナイトニッポン

2012年10月20日放送「オードリーのオールナイトニッポン」(ニッポン放送)

パーソナリティはオードリー(若林正恭・春日俊彰)。

オープニングトークにて。

若林「今日はレイザーラモンRGさんがゲストで、スペシャルウィークですよね」
春日「そうでござんすな~」
若林「本当は、裕木奈江さんを呼びたかったんですけど」
春日「ひっひっひっ、あっそう?」
若林「僕が『裕木奈江のオールナイトニッポン』のヘビーリスナーだったんで、裕木奈江さんと2人でやりたかったんですけどね、裕木奈江さんとあるある……」
(作家さん笑)
春日「ゴチャゴチャしてるわ」

次回のスペシャルウィークのゲストに、裕木奈江さんを熱望する若林さん。

若林「よく春日さんが、ナイナイさん聞いてたとか……あと誰?」
春日「当時だから、松村邦洋さんだとか~、うん、聞いてましたよ、大槻ケンヂさんとか」
若林「俺は本当は、今まであんま言えなかったけど、裕木奈江で育ったから」
春日「裕木奈江チルドレン」
(作家さん笑)
若林「裕木奈江チルドレン、だからオールナイトのやり方は全部、裕木奈江さんに習ってる、聞いて得たモノでやってるから、ふふっ」

本番前、放送作家をしているどきどきキャンプ佐藤さん(通称サトミツ)とこの話で盛り上がり、

若林「裕木奈江さんって今どんな感じなのかな?って、『写真探そうぜ!』つって、サトミツと写真探してたら」
春日「おお」
若林「写真がバンッて出てきて、やっぱキレイなんですよ、すごく」
春日「はいはい」
若林「したら、サトミツが『いやぁ~、好きそぉ~!』って言ってましたね、あっはっはっはっ」
春日「はっはっはっはっ、分かるんだ、もうね」
若林「俺がさ、街を歩いて店員さんとか『あの子可愛い』、とか言うのさんざんサトミツは見てきてるから、『好きそぉ~!』ってバカにしたような言い方で」
春日「ふっふっふっふっ」

1年前の放送で、学生時代に好きだったアイドルの話になったときも、若林さんは裕木奈江さんの名前を挙げていました。

牧瀬里穂のファンだったオードリー春日

2011年10月15日放送「オードリーのオールナイトニッポン」(ニッポン放送)

パーソナリティはオードリー(若林正恭・春日俊彰)。

先週、三軒茶屋発信のアイドルグループ「チャチャチャ倶楽部」に偶然出会った話をした春日さん。その流れで、

若林「好きなアイドルとかいた?高校生のときに」
春日「高校?中高……」
若林「あんまり別に好きじゃない?手紙出すほどの」
春日「手紙出すほどってのは、いないね~」
若林「ポスター貼るとかもない?」
春日「ポスター貼るとかは……まあ、牧瀬里穂さんぐらいじゃないかな
若林「あれ!そうなの?あっはっはっはっ!」
春日「笑ってんじゃねえぞ!オイ!」

春日さんが最初に買ったCDアルバムが、牧瀬里穂「P.S.RIHO」。

春日「CDも買ってるのよ、ファーストシングル、なんだっけかな?え~とね、ナントカラブ」
若林「うん」
春日「あのね、赤いね、とっくりセーターみたいのを着たジャケットだったかな~」
(スタッフが正解を伝えている様子)
春日「ミラクルラブか!ミラクルラブ」
若林「なんで青銅さんが知ってるの?」
(スタジオ笑)
春日「え?ファンでした?好きでした?」
(放送作家の藤井青銅さんが事情を話している様子)
春日「……あぁ~!そうか!」
若林「あ~!」
春日「マセキ里穂さんっていうのを
若林「やってたね、企画でね、うん」

藤井青銅さんは、かつて「ウッチャンナンチャンのオールナイトニッポン」を担当していました。

その番組の企画で、牧瀬里穂さんの人気にあやかり「マセキ里穂」というアイドルをプロデュース。ウンナンファンにとってはあるあるなんで、春日さんが曲名を思い出せないとき、私は「青銅さんなら分かるよ!」と心の中で叫んでしまいました。

このとき、牧瀬里穂主演映画『東京上空いらっしゃいませ』の話も出たんですが、実はこの映画にバカルディ(現さまぁ~ず)の三村さんがエキストラで出ていたんです。内Pで、昔の恥ずかしい映像として紹介されていた気がします。ちょっと余談でした。

そして、「3M」(スリーエム)の話題で盛り上がるオードリー。「3M」とは、牧瀬里穂、宮沢りえ、観月ありさの総称。苗字のイニシャルが全員「M」であることから当時そう呼ばれていました。この後のトークを聞いていくと、どうやら若林さんは宮沢りえ派だったご様子。

「3M」の中では宮沢りえ派のオードリー若林

宮沢りえさんのふんどしカレンダーを買ってもらった思い出を語る若林さん。

若林「宮沢りえが18歳ぐらいで、俺それで、小6ぐらいだったのかな?よく母ちゃんに……あれ言えたなあ、俺」
春日「うん」
若林「あの~、『宮沢りえのふんどしのお尻が見たい』つって、母ちゃんに」
春日「お~、無邪気だね」
若林「で、なんか買ってもらったもんね」
春日「へぇ~、カレンダー」
若林「部屋に置いてあったもん、宮沢りえのふんどし」
春日「あら~、マセてるね~」

牧瀬里穂派の春日さんにも衝撃を与えた、いや、日本中に衝撃を与えたのが、宮沢りえ写真集「サンタフェ」。

春日「あ~、でもそうよね、宮沢りえさんも衝撃だった、あの『サンタフェ』の新聞広告」
若林「はっはっはっはっ!」
春日「全紙に出たのよね、『サンタフェ』の」
若林「あ~」
春日「ほんでアレをさ、友達から聞いてさ、家に帰ってすぐ朝刊出してさ、アソコだけをこう裂いてね」
若林「でも~、自分磨き?」
春日「自分磨きの嵐!白黒だったけども、うん」

学生時代、どっちがより自分磨きをしてきたか?で競い合うオードリー。そのとき役に立った書籍を紹介しながら、人生論のような熱いトークがしばらく続きます。

遠藤久美子と広末涼子のCMは衝撃だった

自分磨き論をぶつけ合った後、若林さんが話を元に戻して、

若林「牧瀬里穂さん以降はいないの?」
春日「牧瀬里穂さん以降は……う~ん、そうだね~、エンクミちゃん(遠藤久美子)かな
若林「あ~!中3とか高1のときだ」
春日「マクドナルドのCMね、CMショー、あの証明写真を撮るっつって」
若林「あれは衝撃だったね、遠藤久美子ちゃん出てきたときは衝撃だった」
春日「うん、衝撃だよ、もう毎週『人気者でいこう!』見てたよ」

加えて、広末涼子さんも衝撃だった、と。

若林「いや、広末涼子が出てきたときもスゴかったよね」
春日「ポケベルのね」
若林「ポケベルの滑り台の」
春日「滑り台から、公園の滑り台から降りてくるアレね」
若林「うん」
春日「アレもさ、最初に見つけるヤツいるじゃない、『CMで可愛らしい子がいる』つって」
若林「うんうん」
春日「それ言ったらそいつのモノみたいに、なる風潮があるじゃないですか?」
若林「ない!それは」
春日「オップス!」
若林「だって広末のポケベルのCMなんて、もう完璧に火ついてたもん、世の中的に、社会現象だから

学生時代、裕木奈江と言えば若林だった

春日「誰が、まだ出てきてないアイドルやら歌手やらを発見するのか、みたいな」
若林「裕木奈江とかね」
春日「ふふっ、裕木奈江さんは、若林さんのもう本当に専売特許でしたからね」
若林「俺、高校のときもずっと言ってて、なんか、みんなが笑ってて、本当……ぶん殴ってやろうかな?と」
(スタジオ笑)
春日「裕木奈江はなかなか……うん、あの当時」
若林「だって『裕木奈江のオールナイトニッポン』聞いてたもん」
春日「ほぉ」
若林「中江有里と電卓どっちが早く押せるか勝負してたもん、スペシャルウィークのときに」
(作家さん笑)
若林「きゃっはっはっはっ」
春日「へぇ~、知らなんだ~、覚えてない、私も聞いてたかもしれないけど覚えてないな」
若林「俺だって、そんとき聞いてたな~、ジュディマリのYUKIさんと」
春日「あ~、それは聞いてたよ」
若林「(当時を思い出しているようで)いや~……」
春日「そういう流れだよね」
若林「ね」

「裕木奈江の写真集を1人で買いに行くのが恥ずかしい」と若林さんが言うので、荻窪の本屋まで春日さんが付き添った。そんな学生時代のほのぼのエピソードを別の放送のときにしていましたね。

THE HIT PARADE

THE HIT PARADE

しかし、それほど好きだった裕木奈江さんを超える女性が、若林さんの前に現れたのです。

現実と空想の区別が付かなくなるぐらい好きになったのがPUFFYの亜美

春日「一番最初にさ、その~、アイドルさんやら歌手の人やらで、芸能の方ですよ、女性の、この人グッと来るなって思ったのはどなたなの?」
若林「あの、小学校から?」
春日「小学校とか幼稚園も含む、人生で」
若林「もう本当に……あ、でも俺、PUFFYの亜美さんかもしんない、そしたら」
春日「え!?じゃ結構、高校……」
若林「いやもう本当に、亜美さんが……本当にちょっとおかしくなっちゃうやつでしょ?」
春日「もうおかしく、もう首ったけよ」
若林「現実と空想の区別が付かなくなるぐらい好きなやつでしょ?」
春日「月イチで夢で見ちゃうぐらいの」
若林「だったらPUFFYの亜美さんだね」
春日「あ~そう!?それあんまり……」
若林「本当に、どうやって付き合おうか考えてたもん、PUFFYの亜美さんと、くふっ」
(作家さん笑)
春日「はぁ~、どういう手段を考えてたの?例えば」
若林「いやだから、コンサートスタッフになろうかな?って」
春日「ふはははっ!」

春日さんの部屋ロケに来ていたPUFFY。

若林「お前ほら、家来たじゃん、PUFFYさん」
春日「はいはいはい、2人でね」
若林「あんとき、俺行こうかな?って思ってたもん」
春日「くふふっ、あっそう?」
若林「見に行こうかな?って」
春日「ははははっ、あ~来てくれても良かったのに、あんとき『若林に会いたい、若林に会いたい』って言ってましたもんね」
若林「亜美さんと由美さんが?」
春日「うん、(春日の部屋に)入ってきた瞬間に言ってたもん、『若林いないの?』」
若林「うわ~!本当かな?それ、アッキーナのやつじゃなくて?」
春日「くふふふっ」
若林「アッキーナとか、ベキ山のやつじゃなくて?」
(作家さん笑)
春日「うん」
若林「センタリング上がってるの?」
春日「いやだから……」
若林「俺もう、亜美さんと由美さんだったら、俺マジでワイン飲みたいだけだから」
春日「ほぉ」
若林「全然そんな、なんかミーハーな気持ちない」
春日「今はもう?」
若林「亜美さんと由美さんだったら一緒にワイン飲みたいだけだから」
春日「本当に?それで済む?」
若林「違う違う、くふっ!」
春日「え?」
若林「その前に、ワインを飲むってことにツッコんで欲しかったんだけど、ふふっ、でもいいや、それはそれでいいんだけど……」
春日「オイ!なんでワイン飲むんだよ!!」
若林「あっはっはっはっ!」
春日「そこおかしいだろ!!」
若林「俺が分かりにくかった、ごめんね」

最後のやりとりは、なんかオードリーの漫才を見ているようでした。