笑いの飛距離

元・お笑い芸人のちょっとヒヒ話

AKB総選挙を武道館で見守った三村マサカズ

昨日放送のトーク番組「さまぁ~ず×さまぁ~ず」。

さまぁ~ずライブからしばらく経ち、ライブ中と比べれば自由な時間を得られていると冒頭で語っていました。そんな落ち着いた状況でのある日。珍しく仕事が夕方で終わり、何も予定が無くなってしまった三村さん。

そこで取った行動がかなり意外だったので、今回はこちらを紹介させて下さい。

AKB総選挙行っちゃおうかな

2011年6月18日放送「さまぁ~ず×さまぁ~ず」(テレビ朝日)

レギュラーは、さまぁ~ず(三村マサカズ・大竹一樹)。

仕事が夕方で終わった三村マサカズ44歳。このあと何も予定がない。さてどうしようかと思案していたところ、ふとある案が頭に浮かびます。

三村「俺、AKB総選挙行っちゃおうかなって」
大竹「行っちゃったよ、コイツ」
三村「行っちゃってやんの」
(会場から驚きの声)
大竹「あの、仕事関係なしよ」

完全プライベートですが、さまぁ~ずはホリプロ所属です。そのコネクションをフル活用します。

ホリプロのアニキ的存在として武道館へGO!

三村「ホリプロに知り合いがいるから『入れますかね?』って、ちゃんとやったよ、そこは」
大竹「うん、で、うち(ホリプロ)にメンバー7、8人いんだよな?」
三村「うん」
大竹「だからまあ、そいつらが頑張った方がいいな、みたいなことでね、アニキ面で、アニキ面で」
(会場笑)
三村「うん、アニキ面で」
大竹「しかも1杯ひっかけてましたよね」
三村「(人差し指を口にあてて)シッ」
(会場笑)
三村「なんか本当の神聖はファンに失礼じゃない、1杯ひっかけてって言っちゃったら」
大竹「『ちょっと俺、行っちゃおうかな~』つって、完全にひっかけて、3杯ひっかけてましたよね」
三村「3杯に増やさなくていいよ!」

ほろ酔いで武道館にやって来た三村さん。中に入ると、会場の熱気がものすごかったそうです。

AKB総選挙に完全に入り込む三村マサカズ

三村「だから3時間ぐらいさ~、入り込んじゃって、俺」
大竹「興奮したの?」
三村「うん、『この子入ったんだ……』とか」
(会場笑)
大竹「ふふふっ、知らねえだろ、ほとんど、オマエ」
三村「ふふっ、でも泣いてるから」
大竹「うん」
三村「『去年の順位分かんないけど、入ったんだ……』」
(会場笑)
大竹「飽きずに」
三村「興奮しましたよ」

三村さんはほとんど親のような目線だったんでしょうね。

号泣していた子が気になるさまぁ~ず

大竹「いや、ニュースでチラッと見たけど、泣いてるなんか、(崩れ落ちそうな体勢と泣き顔をしながら)『へッ、ハッ、スハッ』ってなってる、『ハッ、私……ウッ』」
(会場笑)
大竹「ヘロヘロの」
三村「(立ってるのがやっとの体勢で泣き顔をしながら)本当にこういう子いたの」
大竹「途中で1回、マイクに頭打ってたりしたぞ」
三村「で、で、なんか最初感動的なの、そういうの見てるの」
大竹「うんうん」
三村「そのうち、『長くない?』とか、ちょっとそういう空気」
大竹「いや、俺もニュースでチラッと見ても、なげ~な」
三村「ふふふっ、そうなんだよ、あの長さもちゃんと尺調整しないと、嫌われるよって少し思ったの」
(会場笑)
大竹「そこでもう1回、来年の票を取るみたいな」
三村「そうそうそう、上手い具合に泣き止んだんだよね~みたいな、票を入れちゃう」
大竹「そうそう」
三村「いい具合で泣き止んだから1票!」
大竹「本気で泣いてんだよね、見る側がそう見ちゃうから」

さりげないフォローを入れる大竹さん。

上位の発表になるとドキドキが止まらない三村マサカズ

大竹「俺、でも上位のやつ見れてねえんだよな~、ニュースで、タイミングが合わなくて」
三村「上位なんか……もうね、意味分かんない!スタジオの……スタジオじゃない」
大竹「熱?」
三村「武道館の熱が」
大竹「うん」
三村「3位、4位ぐらいあたりから」
大竹「神セブンあたりの?」
(神セブンのフレーズに照れる大竹)
三村「俺が、だって!俺全く関係ないっちゃあ、関係ないじゃん?」
大竹「うん」
三村「ドキドキしてんの、少し」
(会場笑)
三村「(心臓を右手で押さえながら)はぁ、はぁ」
大竹「何ドキドキ?コイツは何位になるのかな~とか」
三村「そう、急にここで、4位に前田敦子呼ばれたら、どんなんなっちゃうんだろう?とか」
(会場から納得の声)
大竹「あ~」
三村「そのドキドキ」
大竹「うんうん」

フラッと立ち寄った三村さんですらドキドキするんですから、関係者となればそれ以上のドキドキです。

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10位ぐらいの発表からずっと胃が痛い関係者

三村「で、隣の人も、関係者の方なのね、偉いさんだと思うの、『あ~胃がイテ~、胃がイテ~』」
(会場笑)
三村「10位ぐらいから」
大竹「完全なる関係者だろ!それ」
三村「関係者よ、完全に、『あ~胃がイテ~』つって、ふふっ、胃が痛くなっちゃってんの!」
(会場笑)
大竹「最後、1位って言った時に、前田じゃなくて、違うの飛び込んで来たら相当面白いね、『え!?』って」
三村「あれ、俺思ったのよ、2位発表したら自動的に1位分かっちゃうじゃん……って思ったんだけど、あっ、でも違うか、まだ他にも余ってんだ」
大竹「そうだよ、100人ぐらい余ってんだよ」
三村「そうだよね、だからあれ、前田あっちゃんも微妙だったんだよね、涙を堪えて泣いちゃうんだけど」
大竹「『1位ズラして何泣いてんだよ』ってなっちゃう、ここは」
(会場笑)
三村「そう、確定ではないのよ!確定ではないのよね!って」
大竹「100人溜まってますからね」
三村「あれは面白かった、帰り、普通に来てた矢作(おぎやはぎ)と会ったけどね」
(会場笑)
大竹「アイツも普通に来てたのかよ」

総選挙の1位発表の状況を聞いて、「M-1グランプリ」の初代チャンピオンが決まる瞬間を待つ中川家が頭に浮かびました。すでに4票取って優勝は決まりなんだけど、まだ開票が続いているので喜びたいけど喜べないという微妙な空気。

しばらくはこのAKB総選挙で話題独占といった状態でしたが、まさか三村さんが武道館でリアル体験していたとは思いませんでした。