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笑いの飛距離

元・お笑い芸人のちょっとヒヒ話

ダチョウ倶楽部肥後「最近ジモンが好きになった」

ここのブログではすっかりお馴染みのTOKYO FM「よんぱち」。先週のゲストにダチョウ倶楽部の3人が登場しました。
それはそれは賑やかな放送になるかと思いきや、要所で盛り上がるも全体的には抑え気味なダチョウ倶楽部。意外な一面を見ましたね。竜ちゃんキレなかった。^^;

あきらめない腰痛――僕の20年来の腰痛を治した驚きの方法

あきらめない腰痛――僕の20年来の腰痛を治した驚きの方法

ラジオ仕様でおとなしめのダチョウ倶楽部

2011年5月13日放送のTOKYO FM「よんぱち 48hours」。

パーソナリティは放送作家の鈴木おさむ、柴田幸子。ゲストにダチョウ倶楽部。

鈴木「さあ!TOKYO FM『よんぱち』お待たせいたしました、この時間のゲストは、ラジオで3人で出るのは、ふふっ、ホント珍しいんじゃないでしょうか、ダチョウ倶楽部のみなさんです!」
ジモン「ヤー」
肥後「ヤー」
上島「ヤー」
鈴木「はっはっはっ、あれ?ちょっとやっぱラジオだから、ちょっとみなさん温度が」
ジモン「いや、わざとズラしてるんですよ」
鈴木「あっ、わざとズラして、なるほど!」
ジモン「1個にしちゃうと分かんないから」
鈴木「あっはっはっはっ、なるほど」
ジモン「分かります?ラジオ用の『ヤー』なんです、コレ」
肥後「あの〜、ダチョウ倶楽部3人はね、ラジオやるとやかましくてね、リスナーに伝わんないんですよ
鈴木「はっはっはっはっ」
ジモン「だからちょっとズラして、テンション下げながらやんないと、ちょうどよくないんですよね」
鈴木「だって前にあの〜、ジモンさん1人で来られてたときも、結構大変でしたもんね〜」
ジモン「ええ、あれ病気ですから」
(スタジオ笑)
ジモン「ごめん、僕の場合はちょっとみんなが引くのが味ですから、すみません」

ラジオで一度失敗して、会議が開かれて、テンションを下げていこうと3人で話し合った様子が浮かんできます。^^;

関係性がほとんど変わらないダチョウ倶楽部

芸歴が長いダチョウ倶楽部。ウッチャンナンチャンとほぼ同期。鈴木おさむさんは尋ねます。トリオはコンビと違った関係性があるのではないか?

鈴木「コンビとかでやってると、ず〜っとやってると、やっぱり仲良い周期と悪い周期みたいのがあって、すごいしゃべるときとしゃべらないときみたいのが、ハッキリしてるじゃないですか」
上島「あ〜、はいはい」
鈴木「楽屋でこないだまで笑顔だったのに今日は・・・みたいな、トリオも、僕の奥さん(森三中の大島)曰く、やっぱ周期があると」
上島「うん」
肥後「あ〜」
鈴木「1対2のときとか、こうやっぱトリオも周期が・・・、でもそれだからイイって言ってたんですね」
上島「なるほど」
ジモン「うちは大体2対1ですから、私が酒飲まない派と、タバコ吸わない派と、全然違う生き方してる人間だから」
鈴木「ふっふっふっ、はい」
ジモン「俺が『タバコ吸うな』って言うと、2人は黙りますから」
鈴木「くっふっふっふっふっ」
肥後「ウチないね〜」
ジモン「ないね、周期ないね」
肥後「ウチはイイ感じの距離感で、ず〜っときてますね
鈴木「そうですか〜」
肥後「特に寺門(てらかど)くんが、見るからに変わってるヤツなんで〜」
(鈴木おさむ笑)
肥後「もう別枠なんで」
ジモン「俺、別枠だから」
肥後「だからしようがないと」
ジモン「俺、ダチョウの2軍と言われてるぐらいだから」
上島「はっはっはっはっ」

ダチョウ倶楽部の関係について話していくと、自然と寺門ジモンという人間の異質さが浮き彫りになってきます。

ネイチャージモンは隠しておきたかった

鈴木「だからジモンさんだけ、すごい違う道を走り始めてるときに、僕はそれ『やりすぎコージー』であるとき知ったんですよ」
ジモン「あ〜」
鈴木「噂では聞いてたんですけど、すごいところを」
ジモン「あれはメンバーが封印してたんです、オマエちょっとよくないよと」
鈴木「前からそうなんですか?」
肥後「前からそうなんですよ」
ジモン「よくないからって言われたから、あっそうだなって、俺も反省してたから」
鈴木「はい」
ジモン「だけどいい年こいてきたし、距離もあるし」
(鈴木おさむ笑)
ジモン「でもいい感じでしょ?」
肥後「ま、まあ、そうね、まあ見つかっちゃったなっていう感じですね、あれは本当はもっと隠しておきたかったです
鈴木「あ〜」

私は「気分は上々」でフューチャリングされたことで、ジモンさんの面白さに気付きましたね。

オチが無くても許される上島竜兵

続いて、上島竜兵という芸人について迫る鈴木おさむさん。

鈴木「でも上島さんもこんだけ、やっぱり後輩に、イジられ愛されるキャラっていうのも、意外と先駆者じゃないですか」
肥後「これはすごいよね、なあ、竜ちゃん」
上島「いやいや、もうね、ホントね、ふふっ、いや〜もう、後輩もいっぱい居ますから・・・」
(オチなしで総ツッコミを受ける上島)

さらに酒の匂いがすると言われ、ツッコまれる上島さん。昭和の芸人さん。^^;

ジモン「すごいと思うのは、オチなくていい芸人は竜ちゃんだけですよ
鈴木「はっはっはっはっ」
ジモン「オチがなくていい、っていう」
上島「いや、いや俺はオチをつけてるつもりなんだけど」
(鈴木おさむ爆笑)
上島「世間が分かんないだけなんだよ」
ジモン「あ〜、そうなんだ」
鈴木「そうなんです」

存在そのものが面白い上島さん。彼のゾーンに入ったら、もう何を言っても笑いが起きる。

「ウエシマ作戦」誕生秘話

ダチョウ倶楽部と言ったら今は「ウエシマ作戦」でしょう。この現象について本人達に聞く鈴木おさむさん。

鈴木「でもね、あの『ウエシマ作戦』、被災地の」
肥後「あ〜」
ジモン「そうですよ〜」
上島「ありがとうございます、ホントに」
肥後「オマエ、関係ねえだろ!」
(スタジオ笑)
上島「ありがとうございます」
肥後「たまたまだろ!たまたまホームラン打ったようなもんだろ」
(スタジオ笑)
鈴木「いや、すごいですよ〜」
上島「ありがとうございます」
ジモン「あれは『ダチョウ作戦』のはずだけど、どういうわけか、『ウエシマ』って名前になったんだよな」
鈴木「そうですね」
ジモン「あれ、アニメかなんかの絡みなんでしょ?」
上島「なんかね、あの〜、『ヤシマ作戦』のね」
鈴木「はいはいはい」
ジモン「『ヤシマ』だから『ウエシマ』になったんだね」

上島さんには強く当たる肥後さんが面白すぎます。^^;

ナイナイナで偶然生まれた「どうぞどうぞ」

鈴木「『どうぞどうぞ』ギャグが出来たのって、あれ何年前ですか?ホント10年以内ですよね?」
ジモン「いや・・・、あれはナイナイの番組だから」
上島「もう10年以上じゃない?」
鈴木「え、そうですか?」
肥後「10年以上前だと思いますよ」
ジモン「あれ、テレビ番組から生まれたんですよ」
鈴木「あっ、そうでしたっけ?」
ジモン「ホントに収録中に生まれたんですよ」
鈴木「ええ〜!」
上島「10年以上前だと思うんですよ」
ジモン「あれな、バンジー」
肥後「そう、これはね、なぜ生まれたかっていうと」
鈴木「知りたいです」

この話はナイナイのANNで聞いた記憶がありますが、本人の口から聞くのは初めてかもしれません。

肥後「僕らも記憶にないんですけど、十何年前に、ナインティナインの番組で」
ジモン「テレ朝の番組でね」
肥後「テレ朝で、『ナイナイナ』かな?なんかそういうのがありまして」
鈴木「じゃあ10年以上前ですね」
肥後「え〜と、クレーン車を持ってきて、バンジージャンプをするというロケなんですよ、それを上島さんがね、バンジーをやる人なんです」
鈴木「はい」
肥後「それをコイツ、拒否しやがって」
鈴木「ふふっ、はい」
肥後「バンジーを飛ばない、っていう話になったんですよ」
ジモン「上に吊られた状態で」
鈴木「はいはい」
肥後「でもね、それね、バンジー飛ぶ飛ばないっていうのはまあいい、しようがない恐いから、でもね!それよりももっと考えなきゃいけないのは、おさむさんね」
鈴木「はい」
肥後「広場を借りました、クレーン車を持ってきました、そして、吊るされている上島を撮るクレーン車も来ました、という」
鈴木「すごいお金ですよ」
肥後「何十万、何百万ぐらいの金ですよ!」
鈴木「何百万、まあ1000万超えてますよ」
ジモン「1000万超えてる、それを上で断ったんですよ」
肥後「で、それで、それはダメだと、じゃあオマエ、こんな制作費どうするんだ!と、『じゃあ、俺が飛ぶよ』と」
ジモン「『俺が飛ぶよ』と」
肥後「ナインティナインも『俺が飛ぶよ』、つったら(上島が)『俺が飛ぶよ』と、じゃあ『どうぞどうぞ』というギャグがたまたま出来た」
鈴木「はっはっはっはっ」
ジモン「たまたま出来た、たまたま、ホントに」
肥後「で、それが面白いから、もう飛ばなくいいって言って、ホントに飛ばないで終わったんです」
鈴木「あっ!飛ばないで終わったんですか?」
ジモン「バラエティ初ですよ、準備して飛ばないっていうのは」
(鈴木おさむ笑)
肥後「テレ朝の加持さんが」
鈴木「はいはいはい、加持さんが」
肥後「もう面白いからオッケーと」
鈴木「オッケーにしたんですね」

この場面は、アメトーークでも紹介されていましたね。アメトーークを作っているのも加持さん。

上島「いや、それがね、聞いてくださいよ」
鈴木「はい」
上島「僕もね、前から『最後はオチで、上島さんバンジーやってもらいますよ』と、分かってたなら僕も飛びますよ!」
鈴木「あ〜」
上島「心の準備が必要なんですよ、恐がりだから、意外といろんなリアクションしてても、俺って心の準備が必要なんですよ」
鈴木「ふっふっふっふっ」
肥後「(呆れながら)オマエなんなんだ」
上島「それを、逆ドッキリみたいにされたから」
鈴木「はいはいはい」
肥後「腕組んで何しゃべってんだ」
上島「だから、ダメなんですよ、急にヤレ!って言われたから」

言い訳をする上島さんに、さらにきつく当たる肥後さん。^^;

出川哲朗は1万メートルスカイダイビングで伝説を残した

出川哲朗が「世界の果てまでイッテQ!」で1万メートルスカイダイビング(ヘイロージャンプ)をして伝説を残したことに触れ、上島竜兵のリアクション魂を呼び起こそうとする、策士鈴木おさむ。

鈴木「だって、そうですけど〜、ウチの妻(森三中の大島)が、ダチョウさんと出川哲朗さんのことはホントに、尊敬しているわけですよ」
上島「はい」
鈴木「その中で、もうひとりの師匠ですよ、出川哲朗師匠は」
上島「はい」
鈴木「今年の『イッテQ!』かなんかで、1万メートルのスカイダイビングをしてたんですよ」
肥後・ジモン「おお〜」
鈴木「成層圏から飛んでたんですよ」
ジモン「ああ、いいっすね、いいっすね〜」
鈴木「やっぱそんなのを見ちゃうと〜、もう1回ここで、上島さんにもちょっと伝説をね」
肥後「おっ」
鈴木「やっぱり、ふふっ、1万メートルのスカイダイビングを見ちゃうと」

ジモンさんと肥後さんも空気を察して、上島さんにけしかけます。

肥後「おさむさんの今の聞いてただろ〜、もう1回伝説作れって!」
ジモン「おさむさんは作家さんだから、書いてくれるかもしれないぞ」
鈴木「もう1回ちょっとね、上島さん、ここで一発・・・」
上島「おさむさんがやってくれるんだったら、やりますよ」
鈴木「ホントですね!?」
上島「・・・」
肥後「やるやる」
上島「・・・」
鈴木「あの、『どうぞどうぞ』で終わりにしないですよ」
上島「・・・」
ジモン「ホントだぞ!」
上島「・・・」
ジモン「業界でいっぱいやってるからありえるぞ」
鈴木「『どうぞどうぞ』で、ふふふっ、終わりにしないですよ」
上島「・・・」
肥後「嫌になってきた、はっはっはっはっ」
鈴木「やっぱり、出川さんのは結構すごくて・・・、無茶なことをやることが僕は素晴らしいなんて全く思わないですけど」
肥後「まあ、まあね」
ジモン「分かってるね」
鈴木「でもやっぱり、ここに来て、上島さんここでまた〜、ちょっと一発伝説残したなっていうところを・・・」
上島「・・・」
鈴木「ちょっとね〜、上島さんおいくつですか?」
上島「50ですね〜」
鈴木「いいですね〜!」
ジモン「いいね、いいね、記念だね」
上島「上島竜兵50歳、代表作これと言って無しだから」
鈴木「はっはっはっはっ」
上島「それが代表作になったら」
肥後「いいね」
ジモン「あっ!受けるね、じゃあ、受ける?」
上島「・・・」

リアクション魂に火はつかず、ただただ黙り込む上島さん。ラジオなのに。^^;

今回のテーマ「最近好きになったもの」を聞く

最後は、今回のメールテーマ「最近好きになったもの」について、ダチョウ倶楽部3人に聞いていきます。上島さんは奥さん、ジモンさんはホルモンを揚げた油かすと、ある意味予想通り。しかし肥後さんだけは意外な回答。

鈴木「肥後さん、どうですか?最近好きになったこと」
肥後「最近好きになったのは、そうですね〜、ジモンですね
ジモン「おっ」
鈴木「そうですか」
肥後「ええ、だんだんジモンの良さが分かってきましたね〜」
ジモン「成長したね、リーダー」
(上島と鈴木おさむ爆笑)
鈴木「すごい発言が出ましたね〜」
肥後「ええ、今日のTOKYO FMのあそこの楽屋でもちょっと狭いんですけど、あそこでも居ても全然苦にならなくなった」
鈴木「なるほど、一時期はちょっと濃いな〜と」
肥後「濃いな〜と思いましたね」
ジモン「昔からリーダー知ってますけど、俺の話をず〜っと聞いてるフリして、耳フタしてたんですよ」
肥後「へっへっへっへっ」
ジモン「最近は耳のフタ半分開いてますから、伸びてきましたね、耐えられたんだね」
肥後「はっはっはっはっ」
(嬉しそうに後ろで笑う上島)

肥後さんのこの言葉には、胸が熱くなってしまいましたね。今回はこれを紹介したくてブログに書きました。
ダチョウ倶楽部はウッチャンナンチャンとほぼ同期で、なにかと縁がある芸人さん。「笑っていいとも」のレギュラーが同じ曜日で一緒だったり、「気分は上々」ではがっつり絡んでいました。上々スニーカー企画やギャグ会議など。ウンナン2人っきりの状況になるドライブ、船の旅のときには、なぜかスタジオにダチョウ倶楽部が居ることが多くて、こうなんともいえない表情で見つめる姿が印象的でした。
ダチョウ倶楽部の強みは、3人がそれぞれ違った個性を持っていて、それが大きな魅力になっていることだと再認識しました。

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