「お笑いトークラリーpresents 笑う犬の告白」に行ってきました

夏真っ盛りの2010年8月4日水曜日、新宿ロフトプラスワンにて開催された

お笑いトークラリーpresents 笑う犬の告白〜人生で大切なことは全部お笑いで学んだ〜

を見に行ってきました。

このトークイベントはUSTREAMでも生中継されましたが、その配信のサイトから引用させていただくと、

お笑いトークラリーpresents 笑う犬の告白〜人生で大切なことは全部お笑いで学んだ〜について
かつてフジテレビのプロデューサーとして、『夢で逢えたら』『やるならやらねば！』『笑う犬』など数々の人気番組を手がけたエンタメ界のカリスマ・吉田正樹氏がロフトプラスワンに降臨!!著書『人生で大切なことは全部フジテレビで学んだ』(キネマ旬報社)の発売を記念して、ここでしか聞けないとっておきの話を披露します。
【出演】ラリー遠田、岩崎夏海
【Guest】吉田正樹

という内容のイベントでした。
正直、新宿ロフトプラスワンに行くのは初でして、場の雰囲気に飲まれてたようで最初は落ち着かない状態でした。しかし3人が登場して話が始まると、全神経がそちらに向かい、場の雰囲気にも徐々に慣れていくという感じ。19時30分から始まったこのイベント、3時間近い長丁場でしたが、最初から最後まで楽しい時間を過ごすことが出来ました。
内容満載のトークの中で印象的だった部分（覚えている部分と言った方がいいかな？）についてちょっとだけ。記憶を呼び起こしながら書いていくので、実際の内容とはちょっとブレていたりするかもしれません。

フジテレビvs日本テレビ仁義なき戦い

吉田さんの著書「人生で大切なことは全部フジテレビで学んだ」の中で、フジテレビと日本テレビの視聴率争いについて書かれていますが、イベントではさら踏み込んで、吉田正樹さんと土屋敏男さんの因縁の関係について語る場面が。岩崎夏海さんがこの話が好きだとしみじみ言っていましたね。私も聞き入ってしまいました。
土屋さんは日本テレビの社員さん。「電波少年」を作って、自らT部長と名乗って登場したり、「ウリナリ」のプロデューサーと演出もされた方です。私にとってはウンナンの第2黄金期を作った人という印象が強いです。
「やるやら」と「ウッチャンナンチャン with SHA.LA.LA」、どちらでも作家をしていた内村宏幸さんを巡っての争いがあって、結局「ウッチャンナンチャン with SHA.LA.LA」が終了します。困った日本テレビは「電波少年」を始めますが、この番組が大きく化けていくのです。年末の特番「電波少年インターナショナル」が予想を超える高視聴率を叩き出したことで、長年続いたフジテレビの視聴率三冠王に、ついに終止符が打たれることになったのでした。なんたる運命。そして、ドラマティック。
また、「やるやら」が「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」の視聴率を抜き去ったときに、それを祝して打ち上げが行われたのですが、そこで土屋さんとばったり遭遇。ウンナンも一緒だったので連れて飲みに行った話とか。そのとき出川哲朗も居て、なぜか飲み屋ではずっと正座させられていたとか。＾＾；
この吉田さんと土屋さんの因縁の関係だけで、一冊書けてしまいそう。

ウッチャンナンチャンのこれから

最後にお客さんからの質問コーナーで、ウンナンのこれからについて質問があったとき。
ウッチャンについては本の内容と同じような回答でしたが、吉田さんから直接語られるとやっぱり重みが違いますね。そして、ナンチャンについて。「日本のよふけ」を例に出し、ナンチャンは人の話を絶対に奪わない。お笑い芸人さんの大概は、人の話を途中で奪ったりしてしまうけど、ナンチャンは最後までじっと聞くことが出来る。これからのテレビ界のことを考えるとより重宝な存在になっていくだろう、と語る吉田さん。思わずグッと来ました。でも今のナンチャンは、自分の息子を私立中学に入れることに夢中なんだとか。＾＾；

ラリー遠田さんを実際に見て

最後にラリー遠田さんについて。ブログやツイッター、WEBの連載記事を読んだり、書籍も買ったりして存在はよく知っていました。というかファンでした。
今回のイベントで、初めて生ラリーさんを目撃して単純に感激しちゃいました。完全なファン目線。吉田さんと岩崎さんに挟まれながら聞き役に徹するその姿、まさに吉田さんのナンチャン評と重なり、電波少年でいうところの「好感触♪」のテロップが私の脳内で、ラリーさんの胸元あたりに何度も表示されていました。イベント終了後、出口でちょっと挨拶もさせて頂きました。なんか緊張しちゃったけど、よりファンになりましたよ、ええ。
あと、吉田正樹さんのサイン本も購入しました。ファン丸出し。＾＾；

またこういったイベントがあれば、是非足を運びたいです。