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笑いの飛距離

元・お笑い芸人のちょっとヒヒ話

ホリケンがお笑いについて真面目に語る

今回の「出川哲朗の俺をおいしくしろ!」のゲストにホリケンこと、ネプチューンの堀内健が登場。1月の配信は無いのかと嘆いていたら、月末にすべり込むような今回の配信でした。
出川とホリケンという組み合わせ、収拾がつかずにカオスな配信になると正直予想していました。が、いざ配信が始まってみると、ホリケンはほとんど素のままでニュートラル。ホリケンではなく、堀内健がそこには居て、出川との真面目なお笑い談義が終始繰り広げられているではないですか。

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FNS27時間テレビでのさんま・たけし伝説の絡み

「出川哲朗の俺をおいしくしろ!」。ゲストに、ネプチューンの堀内健。

いい意味で予想を裏切られたまま、お互い芸人としての姿を褒め合うという展開に。

出川「でもあなた、ほんと格好いいよね、俺ほんとにあの〜、思うんだけど、芸人としてほんと格好いいと思うのが、リングに立ちに行くもんね」
堀内「いや、そんなこと無いです、そんなこと無いですよ」
出川「それ、ほんとすごいと思うんだけど、まあ、恒例の褒め合いになっちゃうけれども、俺がやっぱ一番すごいなと思ったのは、みんな見てたかな〜、3年ぐらい前の、あの〜、フジテレビの24時間テレビで、さんまさんと、あの〜殿、たけしさんが」
堀内「はいはい」
出川「車のやつを〜、さんまさんの車を、あの〜たけしさんがバンバン、バンバン、スタジオでイジって、最後、今田君が止めて轢かれちゃうやつなんだけれども・・・、あれで、さんまさんとたけしさんが、殿が、ふたりの、ふたりで・・・、なんか、あの〜、まだ」
堀内「ペンキが」
出川「ペンキの掛け合いになる前だ」
堀内「ペンキの掛け合いになる前ですね」
出川「掛け合いになる前に、あの2人の大御所が、2人で掛け合ってるときに、若手に結構いろんなメンバーが居たんだけれども、誰も入れないんだけれども、そこ2人が会話してるときに、生放送でフレームインしてったからね」
堀内「出川さんと話してるときに行ったんですか?」
出川「違う違う違う違う」
堀内「出川さんは見てたんですか?」
出川「俺は家で見てたの」
堀内「ああ〜」

ホリケンのリングに立つ勇気にひたすら感心する出川。

出川「そんで、その2人の中に入っていって、またホリケンワードで、なんか、さんまさんになんかやって、殿になんかやって、そんなこと出来る芸人居ないからね!はっきり言って」
堀内「ただ僕あのとき、いろんな人に、あの、ペンキの掛け合いにする、みたいな雰囲気になってたから〜」
出川「はい、殿とさんまさんがね」
堀内「『じゃあ誰が行く?』って、『俺行きます』って言って、俺が突破口でペンキの掛け合いする、っていうのが決まってたんですよ」
出川「うん」
堀内「だけど、俺の行くタイミングが悪かったから〜、俺がペンキ掛けて、うわ〜って言ったら、あの〜・・・、たけしさんとさんまさんがこっちギロッと見て、『なんだ、お前』みたいな雰囲気が、スタジオにぶわ〜!って広がって」
出川「いや、スタジオどころか、視聴者にも伝わったもん」
堀内「うわ、やっべ〜、どうしよう〜、と思ったら、ね、あれが来てくれたんですよ、すぐ」
出川「そのあと今田君が来たんだよ」
堀内「今田さんと小島よしお」
出川「そう、よしおが」
堀内「だから、あの2人にすっげ〜助けられた」
出川「そう、あの2人も格好いいな〜と思って、そこで入っていくまずホリケンがすごいし、そんな、あの空気を崩して、ほんでその後追うようにあんだけ芸人が、二、三十人居たんだよね?」
堀内「はいはい」
出川「でもそん中入ってきたの、今田君と、よしおだけだったもんね、最初」
堀内「そう」
出川「で、その後宮迫とかも来たけど」
堀内「そうそうそう」
出川「でもやっぱ、みんな傍観者になっちゃうんだけど、リングに立ちに行くもんな」
堀内「立ちに行く、つうか・・・、もうなんつうか、あの、もういいや!っていう風にやって、だから『うわっ、やっちゃったな』って思いましたもん」
(無言でうなずく出川)
堀内「だけど、あの〜、その後、たけしさんの車の」
出川「車乗ったでしょ、うん」
堀内「で、今田さんをガーンって行くとこまで行ったから良かったな〜、って思ったけど」
出川「うん」
堀内「でもあんとき、さんまさんにメールで、『お前よくやった』っていう褒められたメールが来たんですよ」
出川「うわ〜、もう泣いちゃうわ、そんな話・・・」

ガマガエルの目にも涙。実際は泣きそうな表情でした。^^;

自分を客観的に見つめるホリケン

ここからさらに話が深くなっていき、芸人だからこそ分かるんだ的な部分へ。

堀内「だから普通の人は分かんないですよね」
出川「うんうん、そうだよね」
堀内「出川さんもほら、どっちかと言うと、こうなんて言うんですか、専門的な、お笑いとしての見方じゃないですか?」
出川「うん」
堀内「だけど、一般の人は、『あ〜、やっちゃった』みたいに思ってるかもしれないですけど」
出川「あ〜、そこにホリケンが入ったことが」
堀内「そうそうそう」
出川「確かにそうかもしれない、あの〜、お笑い好きの、すっごいお笑い好きの人は分かるかもしれないけど、確かに一般の視聴者は、その殿とさんまさんがやってるところにホリケンが入ってきたら、『何やってんだよ、こいつ、もう〜、また変な空気作って』とかって思われちゃう、とこもあるかもね」
堀内「うん」
出川「でも、それはほんとは、すっっっごいことだからね!」
堀内「いやだけどそれは、上手くやろうと思えば、もっとその、見てる人も『おっ!』っていう」
出川「うん」
堀内「喜ばせて、その場の雰囲気も、次の展開に行ければいいけれども」
出川「うん」
堀内「そこは俺、まだまだだと思うんですけどね〜」
出川「うん、ふっふっ、ホリケン、そんな真面目なとこ見せちゃっていいの?」
堀内「あっはっはっ、やばい、やばい」
出川「根はすごい真面目だからね、だってホリケンと飯行くと大体、ほとんどマジな話になっちゃうもんね」
堀内「まあそうですね」

分かっててバカやれることに、私は憧れてしまいます。

明石家さんま「出川は一流や!」

さんまとたけしが同じ場所に居たことの凄さ、打ち上げでの出来事等が話題に上り、出川はその場に居なかったことをテレビの前で悔しがったと語ります。そして、さんまのちょっとヒヒ話に。

堀内「自分でそういう格好いい話しないですからね、さんまさんは」
出川「あ〜、絶対しない、絶対しない」
堀内「ね」
出川「俺がね〜、ちょっ、ちょっと主旨と変わっちゃうけど、格好いい話だけども、俺がさんまさんに一番嬉しかったのが」
堀内「はいはい」
出川「あのね〜、それ俺見てなかったんだけど、後で聞いたんだけれども、から騒ぎで〜、あの、から騒ぎってあるじゃないですか、さんまさんの土曜日やってるやつ」
堀内「ええ」
出川「あれで、女の子がいっぱい居るのよね、そんときに、また女の子のひとりが、さんまさんが『なんやねん、お前将来何になりたいんや?』とかなんとか言ったら、あの〜、その女の子が『私ね、将来タレントになりたいの』とかなんとか言って、『タレントって言っても、そんな有名人とか一流のタレントとかじゃなくて、二流のタレントみたいな感じで、遊び半分でちゃら〜っとやって』」
堀内「うん」
出川「『一流とかなりたくない、一流とかなっちゃったら大変だから、私二流タレントになりたいのよ』っつったら、さんまさんが『なんやねん、お前、その二流タレントって例えばで言ったら誰やねん?』とかなんとか言ったら」
堀内「おお」
出川「その子が、『あ、例えば出川哲朗』って言ったら、さんまさんが『アホ!出川は一流や!!』って、本番中に怒ったんだって」
堀内「本気で?」
出川「本気で」
堀内「格好いい・・・」
出川「それもめっちゃめちゃ・・・」
堀内「格好いい〜!良かったですね〜、出川さん」
出川「そう、それを後で聞いて・・・」

再びガマガエルの目にも涙。これはかなり有名な話ですが、本人の口から聞けたのが嬉しいです。

出川の素晴らしさを分かる人は一流

ここからさらにもっと深く深く、そして気持ち悪く。

堀内「いや、出川さんの素晴らしさはね、ほんと・・・、出川さんの素晴らしさを分かる人は、俺一流だと思うな」
出川「あぁ〜、素晴らしい言葉だね」
(2人がっちり握手)
出川「ふっはっはっはっ」
堀内「あっはっはっはっ」
出川「何、この気持ち悪い放送!くっくっくっ」
堀内「出川さんの、やっぱりテレビで見てて、分かんないですもんね〜、やっぱ後ろのとこで、空気で、出川さん頑張ってるって見てると分かるんですよね、同業者が・・・」
出川「あ〜、なるほどね〜、いや、同業者が分かってくれれば・・・」
堀内「出川さんしか居ないですもん、やっぱり、出川さんは!」
出川「いやいやいや、それを言うんだったら、ホリケンはホリケンしか居ないです」
(2人見つめ合い爆笑)
堀内「あったかさっていうか、そういう」
出川「ふっふっふっ、まあでも、まあよく言うけど、あなたのリングに立ちに行く・・・、あの(心臓を指しながら)ここのよく、なんかの番組でも言ったけど、ここの心臓の強い、一番強い芸人は誰ですか?ったら、必ずホリケンって」
堀内「ええ〜!!」
出川「いや、誰がどうだって、考えたってそうでしょ!」
堀内「そういうの考えてないからいいのかもしれない、逆に考えちゃうと〜」
出川「考えちゃおうと、ホリケンらしくないけどね、確かにね」
堀内「うん」
出川「う〜ん、でなきゃ今日も1時間やらせてくれ、なんて言わないもんね」
堀内「いや、はっはっはっはっ、いや出川さんに会うと、だから俺とかは、あの〜、たまに、こう落ち込んだときに出川さんに会うと、あ〜頑張ろうって」

テレビじゃ見せないホリケンが見れた今回の配信でしたね。
お笑いっていうのは、いろいろ好みがあって当然です。ウンナンの面白さが分からないって人でもギリギリ付き合えると思いますが、出川哲朗やホリケン、さらにダチョウ倶楽部の上島竜兵が理解出来ない人と付き合うのは、ちょっと難しいかもしれませんね。なんでそんな風に考えるのか、自分でもよく分かりません。^^;
そんな彼らは、私にとっての「お笑いリトマス試験紙」と言ったところでしょうか。