笑いの飛距離

元・お笑い芸人のちょっとヒヒ話

ウリナリドーバー海峡横断部、結成10年目の同窓会

「ウリナリ」でやったあの伝説のドーバー海峡横断部から10年。

マネージャーだった千秋のブログで、ドーバー海峡横断部同窓会の様子が紹介されています。

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完全にバラエティ番組を超えていたドーバー海峡横断部

ゴール後ひとりだけ泣かなかったウッチャンに芸人魂を見たし、39度の高熱を出しながら藤崎奈々子やよゐこ濱口に止められても海に入ろうとするウッチャンにリーダーとしての責任感を感じました。

ドーバー海峡へ向かう前の応援VTRで、堀部圭亮への応援コメントにダウンタウンが登場して興奮したのを思い出します。ウド鈴木への応援コメントは、LOVEマシーンで大ブレイク真っ只中のモーニング娘。でした。ウッチャンへの応援コメントは、ハリウッドから映画撮影中のジャッキー・チェン。

マッターホルン登頂部もあったよね

その次の企画としてマッターホルン登頂部ってのもあったのですが、これはマッターホルンに登ることなく終わりました。あまりにも危険すぎるため断念して逆に良かったと、その当時は思ったものでした。

その後、「世界の果てまでイッテQ!」でイモトがキリマンジャロを登頂したとき、それをスタジオで見ていたウッチャンの頭の片隅に、マッターホルン登頂部のことが少しでもよぎったりしたのかな?と、勝手に妄想してしまいました。

笑いと涙のバランスがちょうどよかった「ウリナリ」

とかく感動や涙が多かった「ウリナリ」。

社交ダンスのブラボー内村が「涙はもう沢山です!」と叫んでいたように、常に笑いを意識していたウッチャン。「ウリナリ」最終回での最後の挨拶で、こみ上げる涙で言葉が出て来ずにしばらく後ろを向いてしまったナンチャン。

今思うと、ウッチャンナンチャンふたり揃っていたからこそ「内村がそうなら俺はこうしよう、この役目は俺だな」的なバランスを上手く取って、ウリナリは感動しながら笑うことも出来る番組であったんでしょうね。

ちなみに、「ウリナリ」は金曜日の夜8時放送で、そのあと11時からは「気分は上々」が控えているという、当時はウンナンファンにとってはなんとも幸せな週末でした。