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笑いの飛距離

元・お笑い芸人のちょっとヒヒ話

ナインティナイン結成15周年デートを振り返る

ナインティナイン オールナイトニッポン

ナインティナインのオールナイトニッ本

ナインティナインのオールナイトニッポンの本、「ナインティナインのオールナイトニッ本」が9月9日に発売されました。なんかすごい売れ行きのようでまだ手に入れてません。amazonでも品切れ中。うーん、舐めてました。

ナインティナインのオールナイトニッ本 (vol.1)

ナインティナインのオールナイトニッ本 (vol.1)

本発売記念のラジオでは、「メガウマ(キャイ〜ン天野)」がゲストで、「ワチャゴナ(知念里奈)」、「フサフサ(加山雄三)」がコメントで登場。はんにゃ金田、森三中の黒沢、オリラジ中田がリスナーだったということで思い出のシーンを語ったりと、歴史をずっしりと感じる放送でした。

正直言うと、ウッチャンナンチャンよりもナインティナインのほうが、時間も密度も濃く接しているかもしれません。ナイナイが居なければ、今でもお笑いを見ているかも怪しいです。
ラジオの思い出もたくさんありますが、それに限らずナインティナインの思い出でってことで浮かんだのが、めちゃイケでやった「ナインティナイン結成15周年デート」です。

2005年7月2日放送の「めちゃイケ」。恋するめちゃカミ。

「恋するハニカミ」を真似た企画で、ナイナイの二人がデート。表参道を歩き、水族館へ行き、オープンカフェでランチを食べ、公園で相撲を取る。最後はサッカー場にやってきて、つんく♂から次のような指令が渡されます。

普段は言えないお互いのいいトコロを言いながらボールを蹴り合ってください

「なんでやねん」、「厳しいなぁ」と嫌がるも指令なので、仕方なくボールを蹴りあうことに。最初は照れて無難なことを言いつつ、徐々に本音を晒していく様がたまりませんでした。

岡村「じゃあプランやから」
矢部「しょうがないですね」
岡村「俺から言うていくから、お前のエエとこ」
矢部「はい」
岡村「行くで」
矢部「はい」
岡村「お前、男前やな!」(ボールを蹴る)
矢部「ありがとうございます」
(岡村その言葉にちょっと手を挙げて照れる)
矢部「努力家ですね」(ボールを蹴る)

矢部のこの言葉にスタジオで見ている極楽の加藤が、「けっこう強いボール蹴ったね」と分析。そのとおりで、序盤は矢部が少し深めの言葉でボールを蹴り、岡村がそれに照れる感じ。

岡村「ホンマにオシャレやで!」(ボールを蹴る)
矢部「へっへっへっへっ」
岡村「これホンマや」
矢部「運動神経、やっぱいいですね」(ボールを蹴る)
岡村「体操やってたからな、きれいに白髪染まってるで!」(ボールを蹴る)

このあと俯瞰から見たふたりの姿に「説明:元サッカー部の先輩と後輩」というテロップが表示され、矢部がさらに深く行きます。

岡村「来い!足元」
矢部「なんか・・・影で褒めてくれているみたいで、ありがとうございます」(ボールを蹴る)
岡村「そりゃお前が努力しているからや」(ボールを蹴る)
矢部「へっへっへっ、早いっすよ、返すの」
岡村「知っとるわ、それぐらい」
矢部「なんか人伝(ひとづて)で聞くんですけどね、かなり酒に呑まれて・・・『うちの相方、今、ツッコミ若手でナンバーワンや』って言ってくれてありがとうございます」(ボールを蹴る)
岡村「(照れながら)そんなん言うなよ!」(ボールを蹴る)
岡村「アホやんけ!俺、アホやんけ!酔うたからや」
矢部「かんべんして下さいよ」(ボールを蹴る)

スタジオで見ている矢部が「これ、岡村さんがハニカんでへん?」と指摘。確かにハニカんでる岡村。それを誤魔化すかのように話題を変えようとします。

岡村「やべっちFC、頑張ってるやんけ!」(ボールを蹴る)
矢部「なんで話逸らすんですか」(ボールを蹴る)

スタジオの加藤が「もう褒めてないよね」とポツリ。矢部が「もう照れはじめたんや」と返答。
すると、BGMにビートルズの「レット・イット・ビー」が流れて(この演出はずるい^^;)、クライマックスを予感させつつ、次の番の岡村が今までの照れ隠しをやめて告白。

岡村「いつも俺がテンパっているときとか・・・大きな特番の前の日、『大丈夫ですよ』ってメールくれてありがとう」(ボールを蹴る)
岡村「そういうとこ好きや、そういうとこええヤツや」

スタジオで見ていためちゃイケメンバー、ここで一気に感動で声が溢れる。矢部も岡村の告白に真面目に返す。

矢部「『とりえあずコンビは35歳になるまでや』って言ってたけど、そんな気がないのに、なんか言っているところが、なんか可愛いです」(ボールを蹴る)

鈴木紗理奈は「感動しちゃう・・・」と言いながら涙が止まらない。

岡村「いや、ほんま、お前が吉本誘ってくれへんかったら、どないもならんかったで」(ボールを蹴る)

高校卒業後、1年浪人して立命館大学へ進学した岡村。国家公務員を目指そうという時、高校を卒業した矢部がお笑いの道へと誘う。当時、岡村の親父が反対していて矢部が嫌われていた、と懐かしくラジオで話してたのが思い出されました。
そして、別のVTRでふたりが各々コメントしている場面に。

岡村「ほんとこの世界に入って良かったっていう風に思ってるんで、日々ドキドキ出来るというかね、まあギャンブルですけど、この先何があるか分からないですけど、仕事が無くなるかも分からないですし、どうなるか分からないですけど、矢部さんが僕と一緒に『やりましょう』って、『吉本行きましょう』っていう風に誘ってくれて、本当に今は感謝してますね」

矢部「あぁ、そんなこと思ってんねや〜、ですかね、岡村さん高3で、僕高2ですよね、ホンマに仲良かったんで〜、進路に迷ったらお笑いの世界へ行きましょう・・・ん〜、近くに居る人で一番面白かったですね」

再び、サッカー場のふたり。

矢部「というか、コンビ組んでくれてありがとうございます」(ボールを蹴る)
岡村「何をおっしゃいます」

スタジオの女性陣、つんく♂にも涙が。紗理奈は完全に泣いている人の声。

岡村「(笑顔になり)お前としかやっぱ無理やわ、ありがとう」(ボールを蹴る)
矢部「こちらこそ」

最後は、矢部の「シュート行きますか?」の合図に「行くか」と答える岡村。矢部が蹴ったセンタリングを岡村がダイビングヘッドでネットを揺らし、ナインティナイン結成15周年デート終了。

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今、こうしてナインティナインのことを考えると、この人たちのファンになって良かったな、これだけですかね。