笑いの飛距離

元・お笑い芸人のちょっとヒヒ話

内村光良とさまぁ~ず 出会い編

今月発売の『クイック・ジャパン85』をもちろん買いました。

「22年目のさまぁ~ず」特集を堪能するために。

内村光良らしいさまぁ~ずへの直筆手紙

2009年8月発売『クイック・ジャパン Vol.85』(太田出版)

最後のウッチャンの直筆手紙は、さまぁ~ずへの愛情をストレートに表現したと思うと、急に照れて「なんつって」を最後に足しちゃったりして、ウッチャンっぽいな~って微笑みながら読みました。

まだ見ぬ3人の完成形、それを求め続ける3人、すなわちこれからもこの3人の冒険を楽しめるのだと。それにしても『クイック・ジャパン』の表紙に「さまぁ~ず」っていう文字が大きく載っている、それだけでこみ上げて来るものがあります。

ウッチャンとさまぁ~ずの最初の出会い、というか共演は「ゲッパチ!UNアワー ありがとやんした!?」が最初です。「さまぁ~ずの逆にアレだろ」にウッチャンとふかわりょうがゲストに出たときにも語っていました。

出会いは「ゲッパチ!UNアワー ありがとやんした!?」

2004年2月19日放送「さまぁ~ずの逆にアレだろ」(TBSラジオ)

パーソナリティは、さまぁ~ず(大竹一樹・三村マサカズ)。
ゲストは内村光良、ふかわりょう。

「春の関東お笑い祭・内Pナイト」という企画で、TBSラジオにウッチャンが降臨。「お互いの第一印象はどうだったか?」という質問に対して、

三村「この『ありがとやんした』の時はね~、俺らも若かったしね」
大竹「そうですね」
内村「なあ、あの~……」
大竹「コントで参加させて貰ったんですよね」
内村「そうです、そうです、あの~ホンジャマカの4人と俺らと」
三村「そうですね」
内村「だから、でもね、実際ほんとコントやっているはずなんだけど、そんなに印象残ってないだろ?」
大竹「そうなんですよね~」
三村「そう、そう、俺らは『あっ、内村さんだ』って」
大竹「だから緊張して、もう……、そうだよな?」
三村「うん、あんまよく絡めてなかったような」
内村「そうそう、あんまり普段も話さなかったよね」
三村「はい」
内村「あの~、だから、俺が石塚くん……、ぐらいだったから」
大竹「そうですよね」
内村「それまで一番よくいっしょに」
大竹「『笑いの殿堂』とか」
内村「俺らもこう若干、緊張とか」
ふかわ「うんうん」
内村「だからなんか微妙な距離感があったよね」
大竹「そうですね」
三村「で、そのまんま、その番組が終わっちゃった」
内村「終わっちゃったんだよね」
大竹「そうです」
三村「で、しば~らく会ってないんですよね」
内村「え~、もう……、あれが30歳ぐらいだから、俺が」
ふかわ「あ~」

完全な余談ですが、「なるほど!ザ・春の祭典スペシャル」に「ありがとやんした」チームが出場した時の様子も。

クイック・ジャパン85

クイック・ジャパン85

  • 作者: さまぁ?ず,向井秀徳,吉田戦車,楳図かずお,浅野いにお,千原兄弟,田口トモロヲ,みうらじゅん,リリー・フランキー
  • 出版社/メーカー: 太田出版
  • 発売日: 2009/08/11
  • メディア: 単行本
  • 購入: 15人 クリック: 59回
  • この商品を含むブログ (34件) を見る

「なるほど!ザ・春の祭典スペシャル」でダウンタウン浜田の凄さを再確認

「なるほど!ザ・春の祭典スペシャル」で番組が始まる前の6人。今見るとものすごいショットなんですが、私も「ありがとやんした」でのバカルディ(さまぁ~ず)の印象ってほとんど無いんですよね。この時期にお笑い番組をあまり見ていなかったのもありますが、どっきりで勝俣州和が南原家と内村家に乱入したことが一番記憶に残っています。

f:id:notei:20171012170935j:plain

この時「ありがとやんした」チームは決勝に進出しました。ちなみに、同じブロックで一緒に勝ち抜いたのが、内田有紀率いるドラマ「17才」チームでした。敗退チームは、優勝チームを予想するといくらか賞金が貰えるというシステム。で、敗退した「ごっつええ感じ」チームが書いた優勝予想が「やるやら・大石恵三」チーム。苦笑いするしかない6人。^^;

最後の字が「道」になってましたが、ご愛嬌。そして、「ありがとやんした」チームに解答権が来たり、正解したり、間違えたりする度に、浜ちゃんがいわゆるガヤを連発。それはもうフジモンも真っ青の。大勢が集まって自分から出て行かなくちゃならない時の浜ちゃんは凄いなと、改めて感心。やっぱダウンタウンは二人とも凄い。