銀座七丁目劇場が無くなった日のロンブー淳
かつてGyaOで配信されてた「ヨシモト∞」で、吉本芸人のフリートークを楽しんでいました。
いろんなフリートークがあった中、東京に「銀座七丁目劇場」、「渋谷公園通り劇場」という劇場があった時代、それら劇場が無くなり「ルミネtheよしもと」が出来るまで彷徨った時代、その時代を生きた吉本芸人の思い出話が、私は好きでした。
で、そのときの話になると出てくるのが、ロンドンブーツ1号2号の田村淳伝説。
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ひとりずつ泣かしていくロンブー淳
2007年10月10日の「ヨシモト∞」。ダイノジ・じゃぴょんの45分。
ダイノジ(大谷・おおち)とじゃぴょん(植村・桑折)のフリートークの中で、
植村「七丁目劇場が終わった日にみんなで打ち上げやったんだけど、そんときもみんなすげぇ飲んで、あの、淳が飲ますのよ、やっぱり役割的に」
おおち「うん」
植村「いろんな人に飲ましていくのよ、で、みんなベロベロになって、もう泣き始めているやつも居るし、トイレ行っているやつも居るんだけど、桑折だけなぜか許してくれなくて」
桑折「みんな思い出を語って」
おおち「新宿の居酒屋ですよね?」
桑折「そうそうそう、つぼ八とかいっぱい入っているところ」
植村「そうそう」
桑折「で、みんななんか淳くんが思い出とかを語って、それで泣かされちゃうのよ」
植村「そうそうそう」
桑折「他の周りのやつが」
植村「ひとりずつ泣かしていくのよ、見事に!」
大谷「ふっふっふっ」
おおち「あれすごかったですよね〜、僕も泣いて、ガレッジの川田も居たんですけど、川ちゃんも泣いて」
桑折「でしょ、みんな泣くんだけど、俺は普段から淳くんに酷い事されてるから、これもうわざと泣かしてるなと思って、俺なんかあんま・・・」
植村「ちょっと冷めてたのよ」
桑折「冷めてた」
いつもロンブー淳にイジられていた、じゃぴょん桑折。
そんな桑折の冷めた表情を見た淳は、横綱が優勝したとき使うような大きな杯にお酒を入れてきて、強制的に飲ませて泣かせようとした。なんでそんなもんがあるんだと思ってたら、淳が用意していたことがのちのち判明。
用意周到さはそれに留まりません。
- 作者: ロンドンブーツ1号2号,ピエール瀧,中村珍,大泉洋,春名風花,女王蜂,鈴木おさむ,板尾創路,ももいろクローバー,玉井詩織,向井理,山下達郎,樋口毅宏
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なぜかひとりだけ冷静なロンブー淳
おおち「すごかったですね、あれ」
桑折「あれはすごかったね」
おおち「みんな本当ガンガン飲んで、淳さん、ほんで、酒一滴も飲んでないですからね」
桑折「やっぱ飲んでないでしょ?」
おおち「飲んでないです」
桑折「飲んでないのにあの人・・・」
おおち「あれ、淳さん、ずっとみんなに日本酒すすめてたでしょ?」
植村「うん」
おおち「ほんで、淳さんのところにトックリがあるんですけど、で、淳さんはそれで『じゃあ、一緒に飲もうぜ』ってガンガン飲むんですけど、僕みんなが泣いているときに、間違ってお酒が無くなったんで、淳さんのトックリでお酒飲んだんですよ、水なんすよ・・・」
植村「すげ〜」
大谷「すげ〜な〜」
おおち「びっくりした!うわっ、こいつ、ずっと(水)だ」
大谷「あの男やっぱり恐ろしい」
(会場笑)
桑折「でしょ〜」
植村「いつ用意したんだって話だよね」
おおち「みんなで一丸となっているときに、どこで用意したんだってね」
植村「完全に店員さんに耳打ちしてるもんね、一本だけ水入れてきてって言ってるもんね」
おおち「だって、みんなおかしなことになってたじゃないですか、冷静な人誰も居なかったのに、淳さんひとりだけ冷静なんですよ」
ロンブー淳さんの伝説はまだまだありそう。
ちなみに劇場のオープンと閉館の年号を調べたら、下の表のようになるみたいです。
年号 | 東京吉本の劇場 |
---|---|
1994年 | 銀座七丁目劇場 オープン |
1995年 | 渋谷公園通り劇場 オープン |
1999年 | 銀座七丁目劇場、渋谷公園通り劇場 閉館 |
2001年4月 | ルミネtheよしもと オープン |
東京の吉本でも劇場が無かった時代がありました。そのとき、ダイノジは路上で漫才やってたりもしたそうです。