笑いの飛距離

元・お笑い芸人のちょっとヒヒ話

辻希美のできちゃった婚に警鐘を鳴らす岡村隆史

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で熱く語り、角銅ディレクターと対立する岡村隆史を紹介しましたが、2007年になってもそれは止まりません。
というか、芸能人のできちゃった婚って本当多いんだと正直思いました。^^;

辻ちゃんのリボンDays (ワニブックス 美人開花miniシリーズ)

辻ちゃんのリボンDays (ワニブックス 美人開花miniシリーズ)

妹のように可愛がってきた子のできちゃった婚

2007年5月10日放送の「ナイナイのANN」。

オープニングトークの話題は、元モーニング娘。の辻希美さんが19歳でできちゃった婚。
モーニング娘。は妹分だと日頃から語っていた岡村隆史が、オーディンションの頃から知っている辻ちゃんのできちゃった婚に物申さずにはいられません。

最初のどなり「すいませんでした!ナインティナインのオールナイトニッポン!」
(ビタースイート・サンバが流れる)
岡村「どうも、こんばんは」
矢部「こんばんは」
岡村「ナインティナインです」
矢部「はい」
岡村「え〜、まさかの、辻ちゃん結婚ということで」
矢部「あ〜、そうですね」
岡村「いや〜、びっくりしましたね、あの〜、まだ19歳ですよ」
矢部「なあ、若いなあ」
岡村「え〜、それがもうあれですよ、もうおなかの中にね」
矢部「そうや・・・」
岡村「赤ちゃんがいるということで」
矢部「うーん・・・」
岡村「まああの〜、言うてもね、モーニング娘。ってのはもう、ナインティナインの弟分オーディションで、もともと始まったオーディションですからね」
矢部「モーニング娘。やのにね、弟分」
岡村「くふっ、(あえて訂正しないで)弟分としてね、やってましたし、まあいろいろとね、アサヤンだけじゃなくて、めちゃイケなんかでも絡んできましたから」
矢部「うん」
岡村「本当に(さらっと訂正して)妹分のように、妹のように可愛がってきたわけですけれども、我々」
矢部「うーん」
岡村「それがもうね、お母さんになるという・・・、ねえ、思ってもみなかったことになるわけですよ」
矢部「うん」
岡村「まあなんでしょうね、ちょっと、ショック・・・ですね、やっぱり」
矢部「何ショック?」
岡村「いや、なんかねえ、やっぱほら、あの〜、もっとちっちゃい時から知っているわけじゃないですか、仕事してるわけじゃないですか」
矢部「オーディションのときからね」
岡村「もうそんなんでね、ちょっと夜遅くなってきたら眠たくなる辻ちゃんみたいな」
矢部「あ〜なるほど」
岡村「『辻ちゃんはちょっと眠くなったらテンション下がってくるから、岡村、ちょっとあの寝かさないように盛り上げてね』」
矢部「ふっふっふっふっ」
岡村「ってのをディレクターに言われたのを思い出したりもするんですよ」
矢部「なるほど」

できちゃった婚に警鐘を鳴らしてきましたが、流石に小さい頃から知っている辻ちゃんに対しては思うところもある様子でした。そして、番組前の角銅ディレクターの様子を見てショックを受けているみたいだったと告白。

お兄ちゃん的立場から物申す

矢部「(今回のことがショックだという)まあそういうファンの方もいっぱいいるでしょう」
岡村「いやいや、まあまあ、そうやと思うんですけど」
矢部「だから、(記者会見で)すみませんでした」
岡村「まあまあ、そういう人に対しての謝罪みたいなことなんでしょうけど」
矢部「うん」
岡村「やっぱねえ、何でなんだろうと思うよね〜」
矢部「うん、なぜ」
岡村「もうちょっと待ってもよかったんやろうし、ねえ、やっぱ順番・・・、僕は順番にこだわる人間なんでねえ」
矢部「うん・・・」
岡村「結婚してから、やったらいいんですけども、できちゃった結婚って、できちゃったきっかけで、っていうね」
矢部「うーん」
岡村「まあこれ、また言い出すと角銅さんが『もういいじゃないですか』ってね」
(矢部と作家の小西さん爆笑)
岡村「今日はほどほどにしておこうと思うんですけども、辻ちゃんなんかは特にやっぱ19歳、がんばらなあかんっていうね、20歳超えてから、っていうのでもよかったんじゃないかと」
矢部「うん」
岡村「19歳で結婚してそれでもよかった、結婚してから、あの〜子供を、産まれるみたいなことでもよかった、やっぱできちゃった結婚ていうところにね、僕、お兄ちゃん的立場から言わしてもらうとびっくりした、あの辻ちゃんがっていう」
矢部「うふっ」
岡村「うん、そりゃもう非常にびっくりしたなっていうね」
矢部「全てに、全てに勝ってしまったんでしょう、彼とね、彼とのラブラブが」
岡村「そうなんかな〜」
矢部「全てに勝ってしまったんです、それが」
岡村「うーん、いやほんま幸せになって欲しいと思うよ、辻ちゃんには」
矢部「ねえ」

このあと、結婚の記事を見たときに思わず「えー」と叫んでしまったときの長さと反比例して離婚の可能性が高まるという「えー理論」をここでも展開。
で、最後はやっぱりお決まりで角銅ディレクターへ怒りの矛先が向けられます。^^;

最後は角銅ディレクターに八つ当たり

矢部「ちゃんとしよう」
岡村「ちゃんとしていきましょう、こうやって芸能人ね、影響力のある芸能人がこうやってね、できちゃった結婚、できちゃった結婚みたいになってくるから、順番がどんどん変わっていくんですよ」
矢部「確かにね」
岡村「だから、そうやって角銅Dみたいに『いいじゃないですか、別に』って言う大人が出てくるんですよ!」
(矢部と小西さん爆笑)
岡村「それは違うんだと!良いことはないんだと!」
矢部「うんうん」
岡村「日本という国がね、バカになっていってしまってるんだ、それは」
矢部「うん」
岡村「だから僕は声を大にして言いたい、順番が違うと!」
矢部「うん、世界共通やからね、これは」
岡村「まあまあ、そうですよ」
矢部「結婚してから、授かるってね」
岡村「だからこういうことが多くなってきてるから、あの〜おかしなってきてるんですよ、できちゃったから結婚しよう、できちゃったからっていうきっかけで、あの〜押されましたみたいな、ね、あの〜ちょっと押されて、きっかけで結婚しましたみたいなね」
矢部「うん」
岡村「よく考えましょう、よ〜く考えて、女の子なんかも自分の身は自分で守る、ね、これ約束ね」
矢部「くふっふっふっふっ」
岡村「クレジット(提供読み)」
矢部「あっはっはっはっはっはっ、お前しばくぞ」
岡村「うふっ」
矢部「勝手にしゃべって、『クレジット』言うて決めてんねん」

また当時の新聞記事によると、20歳以下で結婚した芸能人(宇多田ヒカル・安室奈美恵・吉川ひなの・雛形あきこ等)はほとんど離婚しているとも紹介。

辻ちゃんには、苦言を呈しながらも岡村が提唱する「えー理論」やこういった現状を打ち破って欲しいとエールを送り、幸せになって欲しいと願っていたちっちゃいおっさんが、そこには確かにいました。

これより以前に加護ちゃんの一件に触れたときですが、めちゃイケ特番のザ・テレビジョン表紙撮影で、辻ちゃん加護ちゃんと一緒になり「話しかけてきてくれて、本当に可愛いねん」と、語っていた岡村隆史を思い出します。そんな岡村さんですから、今回は熱くなりながらもどこか親心のような部分が見え隠れするトークでした。