笑いの飛距離

元・お笑い芸人のちょっとヒヒ話

ロンドンブーツのクリスマス特番でオードリーのスター性を感じた

早くも「M-1グランプリ」効果が出たのか(収録がそれ1より前だったら全く的外れになっちゃいますが)、ロンドンブーツのクリスマス特番にオードリーが出演。
私がフリートークをしているオードリーを見るのは、この番組が初めてでした。

オードリー DVD

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番組中に2回の鬼瓦チャンスを与えられるオードリー春日

2008年12月27日放送の「ロンドンブーツXマス芸能人は聖夜も大忙しSP」。

漫才中に鬼瓦をやってあごがはずれた話をしていたオードリー春日さん。そつなくこなしていた印象で、ロンブー淳さんや周りのゲストも優しかったですね。

春日さんはトークでスベったとき保険として、鬼瓦を顔で表現するギャグをするのだけど、それさえもスベってしまうのだそうです。そのことをオードリー若林さんが明かすと、鬼瓦を「放送中に2回やってね!」と言う淳さん。さらに、「振らないよ、振るタイミング分からないから」とちょっとだけ試練を与えるんです。こうしてひな壇としての振る舞いを徐々に伝授していく淳さんの優しさにほっこり。

その振りのあと、エド・はるみさんのトークが終了。ここで鬼瓦だ!と誰もが思う分かりやすい間が生まれた瞬間、遠くから「ひぐちカッター!」。髭男爵の樋口さんに持っていかてしまったのです。しかし、春日さんはそれに続いて果敢に鬼瓦を放出。結果、かぶせたことによる笑いが生まれました。
「ウケたじゃん!鬼瓦、ナイスタイミングだね」と喜ぶ淳さん。優しい。で、このあとに「アルカポネ!」と、全く意味不明のギャグをかぶせて、さらに笑いをとるアンタッチャブル山崎さん。^^;

エド・はるみさんが何か言い終わるごとに、「ひぐちカッター!」「鬼瓦」「山崎の意味不明ギャグ」をやる流れが生まれます。でも、さすがに3回目ぐらいになってくると、まだやるのかどうか迷いが。そうやって樋口さんと春日さんが躊躇していると、端っこでおとなしくしていたチュートリアル徳井さんが、渾身のギャグ「徳井トライアングル!」を炸裂。2ターン前からウズウズしてた、と告白した徳井が最後は全部持っていくという。素晴らしきチームプレイ。

ロンブー淳に気に入られるみんなの春日

もう1回の鬼瓦チャンスは、番組最後のトークMVPを決める瞬間でした。スタジオが暗くなり、ドラムロールが鳴る。淳さんが「発表します!」と言った直後に、春日さんが鬼瓦を放出。
まさかのタイミングでの放出に若林さんが唖然とするも、「ココだろ!」と春日さん。私は、このハートの強さは本物だと感心してしまいました。淳さんは「俺は大好きだから全然嬉しいけど」と笑顔。淳さんにとても気に入られた「みんなの春日」が見れました。