笑いの飛距離

元・お笑い芸人のちょっとヒヒ話

「タモリのボキャブラ天国大復活祭」での西川史子

録画しておいた「タモリのボキャブラ天国大復活祭」を見ました。

解散していないけど久しぶりに2人そろったTake2、めっきりパワーが無くなったアニマル悌団、改名してまた元に戻したX-GUN、お母さんになっていたパイレーツ、などなど懐かしいメンバーがいっぱい登場。復活するにはちょうどいい年月の開きだったかもしれません。

爆笑問題の田中「たまに当たってる時あるからどうすんだよ!」

2008年9月28日放送の「タモリのボキャブラ天国大復活祭SP」。

審査員の上戸彩さんが「お父さんがこの番組大好きで〜」とコメントすると、爆笑問題の太田さんが「義理のお父さんが?」とボケます。「違いますよ」と笑顔で返す上戸彩さん。このやりとりのあと、爆笑問題の田中さんが「たまに当たってる時あるからどうすんだよ!」という絶妙のツッコミを入れて、スタジオは拍手と爆笑に包まれました。

田中さんのツッコミは、以前に加護ちゃんに対して「加護ちゃん、タバコ吸ってんだよね?」と太田さんがボケをかましたら本当にそうだった事件を受けてのモノ。このとき生まれたスタジオの一体感を見て、私はその業界ではかなり有名なエピソードなんだと分かりましたね。

お笑い芸人史上最強ウラ話 (コアムックシリーズ)

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小島よしおに対して西川史子「よくここでアレが出来たなと思って」

小島よしおさんのボキャブラ作品は、「オッパッピー」という自身のギャグを「オッパイビーム」に変えるというモノ。案の定、30点中13点でダントツに低い点数を叩き出しました。しかも、イワイガワが満点を出したあとの出番で。

ここで、審査員の西川史子さんが「よくここでアレが出来たなと思って」と冷めた目でコメント。そうやって完全に突き放したことで、間違いなく小島よしおさんは救われました。

テレビでは「瞬時に簡潔に求められているコトを言える人」が重宝されます。このコメントは本心なのか、小島よしおさんをおいしくするためにあえてなのか定かではありませんが、西川史子さんの露出の多さがよく分かる場面だったと思います。